無骨なキャンプスタイルって憧れますよね!
筆者もソロキャンプを初めて2年が経ちましたが、最近は無骨なキャンプ道具をメインに取り揃えています。
上記の写真は無骨なキャンプスタイルに憧れて筆者が集めたキャンプ道具達です。
全て揃えるには結構お金もかかりますが、品質とコスパの高いキャンプ道具を揃えたので参考になれば幸いです。
無骨なテント
何はともあれ、一番初めに購入したいのがテントです。
無骨なテントの代表としては軍幕と呼ばれるパップテントかティピーテントだと思います。
各社から色々なテントが出ていますが、人気が高く評価も良いのはバンドックのテントです。
パップテントとティピーテントは好みによるのでどちらを購入しても良いと思いますが、筆者は設営の楽なティピーテントを購入しました。
キャンプ初心者であれば、ポール1本で設営できるティピーテントがおすすめです。
また、テントの近くで焚火をするのであれば燃えにくい素材のポリコットを選んだ方が良いでしょう。
BUNDOK(バンドック) ソロ ティピー 1 TC BDK-75TC 【1人用】 カーキ色 ワンポール テント 混紡綿 フルクローズ スカート巻き上げ式BUNDOK(バンドック) ソロベース BDK-79TC パップテント 軍幕 収納コンパクト 【1人用】マットレス
次に揃えたいのはやはりマットです。
硬い地面でそのまま寝るのは、思っている以上に辛いのでクッション性のあるマットが必要になります。
また、冬のキャンプであれば、地面からの冷気を遮断するような断熱性のあるマットレスがあった方が良いでしょう。
定番ではありますが、サーマレストのマットレスはクッション性と断熱性を兼ね備えており、登山などでも使われるアイテムなので、信頼性が高い商品だと思います。
筆者はジャバラ式のサーマレストを使っていますが、バックパックのみのキャンプスタイルであればロール式のマットを使った方が、バックパックのパッキングが楽なようです。
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア マットレス クローズドセルマットレス Zライト ソル シルバー/レモン R(51×183×厚さ2cm) R値2.6 【日本正規品】 30670THERMAREST(サーマレスト) アウトドア マットレス クローズドセルアウトドア マットレス リッジレスト ソーライト R値2.8 シルバー/セージ レギュラー 【日本正規品】 30207グランドシート
テント内に敷くシートはある程度強度があるものを選んだ方が良いと思います。
筆者のおすすめはオレゴニアンキャンパーのシートです。
特徴としてはシートの厚みがあり丈夫であることと、裏面の撥水加工がしっかりしているので、朝露などでシートが濡れてしまっても拭き取るのが簡単で、汚れも目立たないためメンテナンスが非常に楽なことです。
ソロティピーテントに使うのであれば、Lサイズのものが良いです(前室に敷くのに丁度良いサイズです)
少し小さめに使いたいのであればMサイズを選んでも良いと思います。
[オレゴニアンキャンパー] Oregonian Camper カモ WP グランドシート Lサイズ OCB-712エゾシカの毛皮(ラグマット)
ちょっとワイルドなキャンプを楽しみたいのであれば、エゾシカの毛皮なんていかがでしょうか。
海外のブッシュクラフト動画で良く見かけるのはトナカイの毛皮のようですが、日本で手に入れるのは中々難しいですよね。
筆者は代わりにエゾシカの毛皮を購入しましたが、冬毛の毛皮は地面からの冷気を防いでくれ、クッション性もあるため、お座敷スタイルのキャンプには丁度良いです。
海外のサイトを調べてみましたが、販売価格はさほど変わらなかったので、輸送代など考えると国内で購入した方が安く買えると思います。
キャンプ専用として使うにはちょっとお高い商品ですが、自宅との兼用として使えばコスパも良いのではないでしょうか。
北海道産【鹿毛皮敷物(ラグマット)】毛付き鹿皮【送料無料】[鹿の毛皮][カーペット][ラグ][エゾ鹿][deerskin][絨毯][じゅうたん]:インテリア エゾシカ ラグ マット 鹿革 日本製 本革薪テーブル
パップテントやティピーテント(TC素材)だとテントの近くで焚火をすることができるので、焚火周りにテーブルを置いてみるのはいかがでしょうか。
ロゴスの焚火テーブルは、テーブルの下に薪を置くスペースがあり、鉄製のテーブルなので、焚火の近くで使っても問題ありません。
使わない時は折り畳んでおくことができるので収納スペースも取りません。
サイドテーブルとして使うのにも丁度良い大きさなので、色々なアレンジができると思います。
ロゴス(LOGOS) LOGOS 薪ラックテーブル 81064154ロゴス(LOGOS) ワイド薪ラックウッドテーブル 81064183 天板:ブラウン 脚:ブラック (約)幅40×奥行37×高さ36cm
焚火台
キャンプといえば焚火は欠かせませんが、テントの近くで使うのであれば、コンパクトな焚火台が良いのではないでしょうか。
筆者がおすすめする焚火台は、以下の3つです。
①ピコグリス398
②ブッシュボックス
③イージーファイヤーベース
共通点としては軽量でコンパクトになる焚火台というところ。
それぞれ簡単に特徴を説明すると、ピコグリルはA4サイズのケースに収納でき薄くて軽いのが特徴です。
大きな薪もそのまま使えるので一番万能な焚火台だと思います。
ブッシュボックスは海外のブッシュクラフトで良く使われる焚火台で携帯性の高さが特徴です。
大きな薪は入れられませんが、その分薪の消費量を抑えることができるので、最もブッシュクラフト向きな焚火台だと思います。
イージーファイヤーベースはキャプテンスタッグの焚火台で、なんといってもその価格の安さが特徴です。
クッカーやケトルなどを焚火台の中に入れて持ち運ぶことができるので、携帯性もそれなりに良いです。
焚火リフレクター
テントと組み合わせて使いたいのが焚火リフレクターです。
焚火台へ風が当たるのを防いでくれる効果があり、TC素材でテントと色を合わせれば、サイトを彩るアイテムとしても使えます。
筆者が使っているリフレクターはちょっと珍しいUNROOFというメーカーのものです。
こちらは大量生産をしていないので、入手するのに結構時間がかかります(再販されて購入してから届くのに2ヶ月かかりました)
同じ物ではないですが、似たようなリフレクターはいくつかあるので紹介しておきます。
ファイヤーアンカー
焚火周りでもう一つサイトの雰囲気を上げてくれるのがこちらの商品。
鉄製のポールを組み立て、ヤカンや鍋などを吊るすことができるアイテムで、見た目が無骨なので軍幕などとの相性も良いです。
筆者が使っているのは、イギリスの職人がハンドメイドで作成したファイヤーアンカーサークルという商品で、こちらは大量生産をしていないので、中々手に入りにくい商品ですが、気長に待てる人は「ファイヤーアンカーサークル」で検索するとショップのHPが出てくるのでそちらから購入することができます。
似たような商品は他にもあるので、すぐに手に入れたい方は下記のリンクを参考にしていただければと思います。
ケトル
焚火で使いたいのが無骨なケトル(ヤカン)です。
各社色々なケトルを販売していますが、筆者がお勧めするのはイーグルプロダクツのケトル(0.7L)です。
こちらのケトルは何が良いかというと見た目のかっこよさもそうなのですが、他のケトルにはない機能を備えていること。
一つは、底面が銅でできているため熱伝導率が高く、すぐにお湯を沸かすことができること。
二つ目は、持ち手がふたつに別れているため、吊るした際の安定感が抜群であることです。
海外のブッシュクラフト動画でも良く出てくるケトルで、使い込んだ姿は無骨としか言いようがありません。
イーグルプロダクツ キャンプファイヤーケトル [ 0.7L ST200 ] EAGLE Products Campfire Kettle
寝袋
寒い冬を乗り切るにはある程度品質の高い寝袋が必要です。
冬キャンプで最も重要なのは寝袋ではないでしょうか。
寝袋のスペックが高ければ、どのようなテントでも冬キャンプを快適にすることができます。
逆にスペックの低いものを選んでしまうと電源付きサイトで電気毛布を使ったり、インナーシュラフやシュラフカバーを別に揃える必要が出てきます。
筆者はナンガのシュラフ(オーロラ600DX)というものを使っていますが、都内近郊の冬キャンプでは問題なく使えます(マイナス3度くらいまで)
ただし、極端に寒い地域(マイナス10度とか)になると流石にこのシュラフでは厳しいので、もうワンランク上のシュラフを検討した方が良いと思います。
ナンガのシュラフは生涯保証で壊れてしまっても修理に出せますし、オーロラテックの素材を使ったシュラフであれば、撥水性の高い素材なので、シュラフカバーも必要ありません。
荷物を減らすという意味でも高性能なシュラフを選んだ方が、後から買い直す必要がないので結果的にコスパが良いと思います。
詳しくは以下の記事で紹介しているので、気になる方は以下のリンクを参考にしてください。
ランタン
実はそれほど実用的ではないのですが、オイルランタンはキャンプの雰囲気をグッと上げてくれるます。
LEDランタンを揃えたら購入を検討しても良いと思います。
代表的なオイルランタンは、デイツ78とフュアハンドのベイビースペシャル276です。
筆者はデイツ78の黒金カラーとフュアハンドのシルバーを持っていますが、どちらが無骨かといえばフュアハンドだと思います。
キャンプブームでオイルランタンの値段が高騰し、ほぼ定価で購入することはできませんが、筆者は両方とも定価で購入しました。
ちょっと購入までに時間がかかりますが、「銀の船」というお店で定期的に定価で販売されているので、地道に待てる方はこちらで購入すると良いでしょう。
少し高いけどすぐに購入したい方は、下記のリンクを参考にしていただければと思います。
手斧
薪を割るのに必要なのが手斧です。
フルタングのナイフであれば、太めの薪でもバトニングで割ることができますが、それでも限界があります。
特に広葉樹などの硬い薪や節がある薪などはナイフでは歯が立ちません。
そこで手斧の出番なのですが、丸太を割るのでなければある程度軽量な手斧がお勧めです。
筆者が使っているのはグレンスフォッシュブルークスのワイルドライフ415という斧です。
こちらはスウェーデンの職人がハンドメイドで作成した品質の高い手斧で、サイズも34cnと小回りが効く大きさで重量も600g程度と軽量です。
なんといっても切れ味が抜群で、薪割りには最高の手斧だと思います。
筆者はハスクバーナの手斧も持っているのですが、グレンスフォッシュを購入してからはほとんど出番がなくなってしまいました。
どうせ買うなら最初から良いものを選んだ方が買い替えの必要がないので、これから手斧を購入する方にはグレンスフォッシュをお勧めします。
高いですが、購入しても後悔することは無いと思います。
ナイフ
キャンプで使う道具で外せないのがナイフです。
ナイフの種類はいくつかありますが、筆者がお勧めするのはシースナイフと料理用ナイフの2種類です。
この2種類があれば、キャンプのほとんどの作業をこなすことが可能です。
初心者用と中級者以上用の2種類で分けて紹介します。
初心者用のシースナイフは、定番ですがモーラナイフが良いと思います。
理由は安くて品質が良いためです。
欠点としては、フルタングの作りでは無いので、バトニングには向いていないこと(向いてないが使えます)
コスパが良く研ぎ直すと切れ味もかなり良くなるので、初めて使うのであればこのナイフが最適だと思います。
料理用のナイフはOPINELが定番です。
あまり料理には向いていませんが、価格が安いのでとりあえず購入しても良いと思います。
中級者以上の方には、フルタングである程度品質の高いナイフがお勧めすす。
筆者が使っているナイフはJOKERというメーカーのEmberというナイフです。
詳しくはYoutubeの動画でも解説しているのでそちらを見ていただければと思いますが、切れ味が良くは刃持ちも良いので使いやすいナイフです。
また、料理用ナイフとしてはダントツでFEDECAの折り畳み料理ナイフがお勧めです。
OPINELと比べて料理のしやすさが格段に違うので、使うと手放せなくなるナイフです。
こちらもYouTubeの動画で解説しているので気になる方はご視聴ください。
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