キャンプを始めたての頃って、ナイフにお金をかける余裕はそんなにないですよね!
筆者もキャンプを始めたての頃はナイフにそんなにお金をかける余裕がなかったので、とりあえず定番のモーラナイフを購入しました。
キャンプにどっぷりハマるとちょっと良い道具が欲しくなるもの!
筆者もソロキャン歴2年になり、一通りのキャンプ道具が揃ったので、そろそろちょっと良いナイフが欲しくなりました。
ただ、ナイフと言ってもどんなナイフを買って良いのか分からず、色々探していたらワイルドワン(キャンプ用品を専門的に取扱うお店)のショーケースでカッコ良いナイフを発見!
ネットで色々調べてみると結構良さそうなナイフ。
価格も手が出せない程ではなかったので、思い切って購入して見ました!
今回紹介するのは、筆者が実際に使ってみて本当に良いと思ったナイフなので、参考にしていただければと思います。
YouTubeでもその切れ味をレビューしているので、実際に使っているところなど見たければ、ページの最後に動画のリンクを貼っておくので、そちらから見ていただければと思います。
スペイン製のナイフメーカー
今回紹介するナイフメーカー(ジョーカー)はスペインのアルバセテという町にあるスポーツナイフのメーカーです。
1987年の創業以来、機械生産に頼らず、伝統的な職人の手作業で各工程を細心の注意を 払って製造しています。
近年では積極的に最新の技術も取り入れ、キャンピング、ハンティング、スポーツ、タクティカル、レスキュー向けナイフから、クラシックナイフまでなど幅広い種類の進化したスポーティングナイフ製品を世に送り出しています。
デザイン性、操作性、耐久性、切れ味の持続性に加え、研ぎ直しやすさにも定評があり、世界中のスポーナイフユーザーに広く親しまれ愛用されています。
Joker Ember
筆者が購入したのはJokerのEmberというナイフ。
Emberは刃の形状がスカンジグラインドというブッシュクラフトに向いた形のもの。
他にはEmber F(フラット)というものや、同じようなナイフでNOMADという物も販売されています。
Joker(Ember)の特徴はフルタングで丈夫な作りのため、バトニングなどのハードな作業に向いていおり、切れ味もかなり良いのでフェザースティックの作成も容易にできること。
なぜかというと、刃の鋼材にスウェーデン鋼で有名なスウェーデンのサンドヴィック社製のステンレス鋼を使用しているためです。
こちらの鋼材はモーラナイフの最上位モデル(ガーバーグ)でも使用されており、切れ味と耐久性の高さが特徴です。
しっかりとした革のシースに入っています。ナイフとは別にハンドルと同じ素材(ウォルナット)を使ったファイヤースチールも付属しています。
ハンドルの素材は、オリーブウッドやマイカルタ(人工素材)などもあります。
ナイフの形状はシースナイフ(鞘に収めるタイプ)のもので、刃はキャンプやブッシュクラフトに向いている、スカンジグラインドどいう形状になっています。
非常に切れ味が良く、薪の加工(フェザースティック)などを作るのに向いています。
ブレード(刃)はフルタング(柄まで鉄板が入っている)の作りで丈夫な作りのため、バトニング(薪割り)などでも使うことができます。
定番のモーラナイフとの比較
筆者が初めて買ったナイフ(モーラナイフ)とJoker Emberを比較してみます。
同じシースナイフですが、大きさや作り、価格などが違うので比較をしてしまうのは酷ですが、Jokerのナイフの方がよりキャンプやブッシュクラフトに向いていることがわかるので、細かい点なども比べて見ました。
ちなみにモーラナイフにも色々種類があり、筆者が持っているのは、「Companion」という一番安いモデルです。
では、先ずは見た目から比較してみると、明らかにJokerのナイフの方が刃の大きさが違います。
刃の厚みも違います。
Joker:3.7mm
モーラ:2.5mm
ナイフの柄の部分も違い、Jokerは柄の最後まで鉄板があるフルタング、モーラは柄の中心部分まで鉄板がある、ナロータングという形状です。
筆者もモーラナイフでバトニングやフェザースティックを作っていたので、キャンプで壊れる事はないと思いますが、ナイフの作り的にJokerのナイフの方が、より薪の加工に向いたナイフだという事がわかります。
ただし、価格差がかなりあるので、キャンプ初心者はモーラナイフで慣れてから他のナイフを使うのが良いかと思います。
ナイフの扱いに慣れる前に高いナイフをチッピング(刃が欠ける)なんてことがあると直すのが大変ですしね!
Jokerナイフをおすすめする理由
なぜ、筆者がJokerのナイフをおすすめするのかというと、以下の4点の理由からです。
①信頼と実績のあるナイフメーカーである。
スペインで30年以上ナイフを製造・販売しているメーカーであり、専門的なナイフメーカーでも取り扱われている商品。
②価格がお手頃
この手のナイフですが、2〜3万、高い物ではそれ以上の物も多く中々気軽に買える価格ではありません。
しかし、Jokerのナイフは1万円台から購入することができるので、筆者のように懐事情が厳しい者にもなんとか買える価格帯です。
③人と被らない
筆者もこのナイフの購入を検討している際にYouTubeで色々検索して見ましたが、日本でこのナイフを紹介している方はほんの少しで、ほとんどは海外の動画でした。おそらく持っている方もそれほど多くないナイフなので、他の人と被ることがほとんどありません。
④有名店舗でも取り扱うようになってきている
キャンプ用品の販売で有名なWild1(ワイルドワン)で最近このナイフがショーケースに飾ってあるのを見かけました。
一部の店舗でしか取り扱っていない様なので、まだキャンパーの間ではそれほど認知されていないと思いますが、これから認知度が上がるのではないかと思います。
人気が出てくると品薄で購入できなくなったり、価格の異常な高騰は、ゴールゼロのランタンや、ヒュアーハンドのランタンなどでも起きているので、欲しいと思ったときに買うのが良いかと思います。
ちなみに、Amazonはなぜか価格が高騰しているので、楽天かYahooで購入する事をおすすめします。
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