今回紹介するのは、ソロキャンプやブッシュクラフトにおすすめのバックパック。
Savotta Jaakari(サヴォッタヤーカリ)
まだ日本ではあまり知名度が高くありませんが、海外のインスタグラムではブッシュクラフト系の写真が多数アップされています。
なぜ、あまり知られていないのかというと、日本で取り扱っている店舗が少ないからで、日本で取り扱っているのはモーラナイフの代理店で有名なUPIだけです。
最近メディアでも良く取り上げられている、店内に小川が流れているアウトドアショップ(UPI表参道店)はご存知でしょうか?
(写真出典:UPI)
こちらの店舗はキャンプ道具のセレクトショップのような品揃えで、他店ではお目にかかれないような珍しいキャンプ道具が多数揃っています。
一部紹介すると、北欧フィンランドの有名なナイフメーカー(Helleナイフ)や鉄製品にこだわりのある槇塚鐵工所(まきつかてっこうじょ)、珍しいモーラナイフなども数多く展示されています。
SavottaJaakariも人気の商品のようで、店頭にはサンプルはあるものの在庫がない商品も多く、筆者は次回入荷の連絡をお願いして、入荷したタイミングで即購入しました。
Savottaは人気の商品ですが入荷数が少なく売り切れている事が多いため、まだあまり知名度が高くないのだと思います。
Savottaについて紹介
それでは、バックパックのスペックに付いて簡単に紹介します。
筆者が購入したのは、Lサイズで他にはS、M、XLのサイズ違いのバックパックもあります。
参考までに、各サイズの商品リクを下記に載せておきます。
項目 | 仕様 |
重量 | 2.4kg |
サイズ | W:31cm x H:65cm x D:22cm |
素材 | コーデュラ(R)1000D(ポリアミド100%) |
ウェビング | ポリエステル100% |
フレーム | アルミニウムチューブ |
■Savotta各サイズ
バックパックをカスタマイズ
バックパックの単品購入だとメインの収納スペースしかキャンプギアを入れるところがないため、別売りされているサイドポーチでカスタマイズすると便利です。
筆者は、Lサイズのサイドポーチを二つとホリゾンタルポーチのSサイズを1つ追加で購入しました。
Lサイズのサイドポーチは1つ6Lの収納量があるので、片方に着替えを入れもう片方にはクッカー類を入れています。
ホリゾンタルポーチは1Lの容量で、ウェストベルトに付けて小物(LEDライトや小さめのシート)を入れています。
※Mサイズもありますが、恐らくベルトループに付けるにはサイズが大きすぎると思います。
他にも色々なポーチが販売されており、自分の好きなカスタマイズが可能です。
参考までに、追加購入可能なポーチ類のリンクを載せておきます。
■筆者が購入したポーチ類
■各種ポーチ類(一部だけ載せておきます)
バックパックの中身を紹介
冬キャンプを想定したキャンプ道具を入れているのでかなり大容量になっています。
筆者がやりたいキャンプは、バックパックだけで冬キャンプを快適に過ごせる装備なので、ワンポールテントにコットと薪ストーブを入れてテント内でも快適に過ごせる空間を作るといった感じです。
それぞれどんなキャンプ道具を入れているのか記載しておきます。
※一部写真の内容から更新しています
総重量:約14〜15kg
道具 | メーカー(商品名) | 重量(約) |
テント | Yoka TIPIテント | 1.8kg |
薪ストーブ | シークアウトサイド(XSサイズ) | 1.2kg |
コット | サーマレストウルトラライトコット | 1.2kg |
寝袋 | Nangaオーロラ600DX | 1.1kg |
チェア | Helinoxグランドチェア | 600g |
テーブル | A38Grate | 1.2kg |
焚火台 | ブッシュボックス(チタンXL) | 500g |
手斧 | グレンスフォッシュブールクス | 600g |
リフレクター | UNROOF | 270g |
ポーチ | マックスペディション(中身含む) | 1.2kg |
ノコギリ | ポケットボーイ170mm | 220g |
ペグ | ジュラパワーペグ200(12本) | 220g |
ランタン | Goal Zero×2個 | 160g |
ランタン | ルーメナー2 | 330g |
シート | マタドール | 120g |
ナイフ | モーラガーバーグ(マルチマウント) | 200g |
ケトル | トランギア(0.9L) | 170g |
グローブ | テンマクデザイン(鹿革) | 160g |
フライパン | IRONWORKS KORU | 380g |
クッカー類 | スノピ(300ml)、WAQ(450ml)、チタンマニア(750ml) | 270g |
ガスバーナー | アミカス&OD缶(105) | 260g |
メスティン | ミリキャンプ(米1合) | 320g |
調味料&カトラリー | 無印ポーチ、調味料、ユニフレーム(スプーン&フォーク) | 400g |
まな板 | アッシュタグ(150×300mm) | 120g |
マット | サーマレストZライトソル | 410g |
着替え | Sea to Summit(ドライサック8L)+着替え | 1.0kg |
バックパックの特徴
かなり大容量なバックパックで、バッグ自体の重量も2.4kgと重いですが、15kg以上の荷物を入れてもそれほど重さを感じません。
その理由は背面にアルミのフレームが入っていて荷物をしっかり支えることができるのと、腰に装着するウェストベルトに厚めのパッドが付いているので、肩から腰に負荷が分散されるからです。
実際に全てのキャンプギアを入れた状態(総重量17kg程度)で背負ってみましたが、歩けないほどの重量ではありませんでした。
(但し、重量が軽くなるわけではないので、長距離を移動するならそれなりの筋力は必要だと思います)
まあ、山を登るわけではないので、そこまで気にすることはないと思いますが、電車やバスを使って移動するのであれば、歩く距離は考えておいた方が良いでしょう(筆者は1〜2キロくらいなら歩けると思います)
特徴の2つ目ですが、バックパックのメイン収納部分は簡易的な2機構(上下で分かれる)の構造になっています。
例えば、すぐに取り出す必要があるものは、アクセスしやすい下部に収納し即座に取り出すといったことも可能です。
使って見た感想
こちらのバックパックを使って見た感想ですが、作りもかなりしっかりしており大容量のキャンプ道具を入れても壊れる心配は無いと感じました(海外の動画ではバッグにぶら下がって耐久テストなんてこともやってましたね)
あとは特徴でも述べたように重さを感じにくい作りになっているので、ある程度の重さであれば持ち運びも問題無いと思います。
山岳用のバックパックと比較しても金額的にはそれほど違いはないので、ミリタリー系のバックパックが欲しくて、人とは被りたくない方にはおすすめできる商品だと思います。
YouTubeの動画でも詳しく紹介していますので、良ければご視聴ください。
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