ウッドストーブは使ってみたいけど、小さいものだと小枝しか入らないし、大きいサイズのものは持ち運びが不便そうと思っていましたが、そんな課題を全て解消してくれるウッドストーブが販売されていました。
今回紹介するウッドストーブは折りたたむとB5サイズになり、ピコグリルのケースにも収納可能!
組み立てると直径15㎝、高さ20㎝になるため、市販されている薪であればそのまま入れることもできます!
(薪は半分にカットしたほうが収まりは良いです)
そんな理想のウッドストーブを購入したので詳しくレビューをしていきたいと思います。
販売メーカー(CGK)
こちらのウッドストーブですが、CGKというメーカーから販売されています。
他にも「ヤドカリグリル」や「ハマグリルコンパクト」などちょっとユニークなネーミングの商品を販売している日本のメーカーです。
商品数こそ少ないですが、Amazon評価も高く、店舗対応についても否定的な評価がなかったので品質面でも安心できそうなメーカーです(2020/12時点)
実際に購入して使ってみましたが、商品自体しっかりした作りでこれといった問題点は見当たりませんでした。
■ヤドカリグリル
こちらは、エスビットポケットストーブにスッポリ収まるサイズで、エスビットを灰受けとして利用する焚火台。
まさにヤドカリのようなユニークな焚火台です。
■ハマグリル
ピコグリル398を使ってオーブンとして使えるようにした商品です。
こちらもネーミングの通り、「はまぐり」のように蓋をすることができるユニークな商品です。
■巻き薪ストーブ
携帯性抜群のウッドストーブ。
重量も約570gと軽量なので、ソロキャンプで使うには最適な焚火台だと思います。
CGK巻き薪ストーブ
さて本題の巻き薪ストーブですが、こちらは2枚のステンレスの板を組み合わせて煙突状にして使う焚火台です。
通常、円形のウッドストーブはパーツを分解して重ねることで収納することができますが、薄く重ねることはできません。
また、ここまで大きいウッドストーブだと持ち運びが非常に大変だというデメリットがありました。
その点、こちらの巻き薪ストーブであれば、分解することで2枚のステンレス板にすることができるので、持ち運びが非常に楽です。
焚火台の横には3か所穴が空いており、用途によって使い分けが可能です。1番下にロストルを入れると通常の焚火台として利用が可能。※ロストルを受けるステンレスの板はクロスさせます。
2番目の高さにすると、炭火を使った調理に使えます。
※ロストルを受けるステンレスの板はクロスさせます。
1番上の高さにすると、アルコールバーナーを置くことができるようになります。
※ロストルを受けるステンレスの板はクロスはさせず水平に入れます。
ちょうどアルコールバーナーの横の出っ張りが支えになって固定することができます。
上に五徳を置くことができ、アルコールバーナーには接触しないので、この状態で使う事ができます。
■エスビットアルコールバーナー
クッカーとの組み合わせ
筆者が持っているクッカーをウッドストーブに乗せてみました。
サイズ感などわかると思うので参考にしてください。
ニトリの6インチスキレットを乗せるとちょうど良いサイズ感で安定します。
ターク24cmの鉄フライパンを乗せるとちょっとはみ出ますが、焚火台自体がしっかりしているので、グラつきなどはなく調理も問題なく出来ると思います。
五徳を外すことで、小さな中華鍋(ユニフレームの中華鍋17cm)を乗せることができます。安定感が抜群で、手を離した状態でも中華鍋がずれることはありません。
■ユニフレーム中華鍋17cm
■ターク鉄フライパン24㎝
ピコグリル398と一緒に収納
この大きなウッドストーブをピコグリル398に一緒に収納できるのか、実際に試してみたので画像付きで解説します。
ピコグリルも熱で湾曲しているので、同じように重ね合わせて収納すると、ケースに入れることができます。
ケースにいれるとこのような感じになります。ロストルや灰受けを上に乗せると重みで少し薄くすることができます。
全て収納して口を閉めるとこのくらいの厚みになります。バックに入れて持ち運ぶには十分な薄さなので、携帯性は損なわれないと思います。
使ってみた感想
1台で3役(焚火、炭火、アルコールバーナー)をこなすことができる焚火台で、コンパクトに収納することができるため、ソロキャンプには最適なウッドストーブだと思います。
慣れるまで組み立てるのがちょっと手間ではありますが、その点を考慮しても購入してよかったと思う焚火台だと思います。
ピコグリルと合わせても1kg程度の重量なので、荷物を軽量化したいキャンパーにもおすすめできる商品です。
ウッドストーブや2台目の焚火台を何にしようか迷われている方は、こちらの商品を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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