ついつい持っていきたくなる軽量コンパクトなウッドストーブ_FIREBOX (ファイヤーボックス) GEN2 ナノストーブ

■ブランドについて
FIREBOX (ファイヤーボックス)はアメリカで40年の歴史を誇るアウトドアブランドです。
主にアウトドア関連のギアを製造しており、多くの商品を世に送り出しています。
特にウッドストーブについては種類が豊富で、実用的で耐久性があり多用途に使えるように設計されています。

■商品の特徴
FIREBOXには色々なウッドストーブがありますが、その中でも特徴的なのはナノストーブG2。

手のひらサイズの小さなストーブですが、かなり精巧に作られています。

組み立てた時には少しいびつな形に見えますが、折りたたむと左右対称になるよう設計されており、ちょうつがいを使った構造が秀逸です。

また、他のメーカーは組み立て式が主流ですが、こちらは一体型のため組み立てが非常に簡単。

さらに、ウッドストーブ以外の使い方としては、アルコールストーブと組み合わせて五徳と風防の役割もこなせます。

こういった多用途に使えるのは良いポイント。

■使用した体験談
今までは焚火と言えば豪快な方が良い思っていました。

しかし、このウッドストーブを使ってからは、焚火の概念が少し変わったと感じています。

なぜそう感じたのかというと焚火に使う燃料の違いです。

焚火といえばキャンプ場で薪を買ってやるものだと思っていたのですが、このストーブだとその辺に落ちている小枝が薪の代わりになります。

なので、わざわざ薪を買わなくても焚火が楽しめてしまうのです。

普通の焚火台でも小枝を使って焚火が出来ないわけではないのですが、あまり向いていないのが実状でしょう。

なぜかというと一般的な焚火台は平たくてオープンなものが多いので、乾燥させていない枝などは燃えにくいのです。

しかし、ウッドストーブは煙突効果によって燃焼効率が高いため、一度燃えてしまえば少し湿った木でも燃やすことが出来ます。

また、小枝をポキポキ折ってチマチマする焚火が意外に面白い!

キャンプに慣れて来た方であれば、良い遊び道具になると思いますよ。

■商品スペック
・サイズ:8長さ x 8幅 x 12高さ cm 収納時(厚み):0.635cm
・重量:ステンレス製(170g)、チタン製(113g)
・素材:ステンレスorチタン

■COLUMN(コラム)
第一印象は「変な形だなぁ〜」だったのですが、使ってみるとその形が合理的なことに気付かされます。例えば組み立て時のいびつな形状もそうなのですが、側面にはヘンテコな穴が2箇所空いています。初めは何の穴なのかわからなかったのですが、実際に使ってみるとこの穴の意味が良くわかりました。これだけ小さいウッドストーブなので、小枝でも入る量には限界があります。小枝だとすぐに燃え尽きてしまうのですが、実はこの穴から長い枝を入れる事が出来るのです。なので、燃料を頻繁に継ぎ足さなくても火の管理が出来るので、とても合理的な穴だと分かりました。また、側面に2つ空いている穴は位置が上下に少しズレているのですが、これにもちゃんとした理由があります。片一方から枝を入れると交差する時に邪魔になるのですが、高さが違うとクロスする形で枝を入れることが出来ます。こう言ったちょっとした工夫が、「よく出来てるなぁ〜」と思う素晴らしいウッドストーブ。

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