YETIの半額以下_氷の保冷に便利なRTICのウォータージャグ（ハーフガロン）を詳しくレビュー

YETIの半額以下で買えるウォータージャグって知ってますか？
2年ほど前はあまり有名ではありませんでした、筆者がYouTubeで検証動画をアップしてから徐々に知名度も上がってきたのではないでしょうか？
見た目はYETIのウォータージャグにそっくりなのですが、果たして性能はいかがなものか？
おそらく気になっている方もいると思うので、筆者が2年間使った感想をお伝えしたいと思います。

RTICというメーカーについて

RTIC Coolersはクーラーボックスやタンブラーなどを製造販売しているアメリカのメーカーです。
主力商品はハードクーラーボックスとドリンクウェアでYETIの商品と比較される事があるのですが、その理由はRTICがYETIの商品を研究しているからです。

デザインはYETIに良く似ているのですが、販売価格についてはRTICに優位性があります。
その理由は消費者直販の小売業者として、ブランド、輸入業者、マーケティングチーム、ショップの全てを1つにまとめコスト削減を行なっているからです。

YETIのウォータージャグとの比較

筆者はYETIのウォータージャグを持っていないのでスペックのみの比較になります。
注目していただきたいのは本体に使っている素材でどちらも「18/8 ステンレス」を使っています。
「18/8」はステンレスの中でも錆びにくい素材で、高級な台所用品などにも使われています。
なので、どちらのウォータージャグも結構良い素材を使っている事がわかります。

■RTICのウォータージャグ

■YETIのウォータージャグ

サイズや重量などについてはほとんど変わらないと思います。
どちらもカラーバリエーションが豊富なので、お好みの色を選ぶことが出来ます。

RTICの性能に付いて

以前の動画でRTICのウォータージャグに付いて保冷力のテストを行いました。
詳しくは動画を参照いただきたいのですが、こちらでは簡単にポイントを紹介したいと思います。

市販の氷であれば800gほど入ります。1.1kgの氷だと全部は入らないので、自宅で氷を入れて余ったものは冷凍庫などにしまっておくと経済的ですね。

自宅から2時間車で移動してデイキャンプが出来る公園まで持ってきました。設営の準備などを含めると4時間ほど経過していますが、ほとんど氷は溶けていませんでした。

デイキャンプから帰ってきて氷の溶け具合をチェックしました。12時間ほど経過していますが、それでも氷はほとんど溶けてなかったです。

トータルで24時間経過した時点だと氷は結構溶けていましたが、それでも1/4以上（200gくらい）は残っていましたね。

■YouTubeの動画

2年間使ってみた感想

以前の動画では、購入してからそれほど時間が経っていな段階でのレビューでしたが、それから2年ほど使い込んだので、改めて感想を書きたいと思います。

まずは、RTICを購入して良かった点ですが、1番はなんと言っても保冷力です。

真夏の暑いシーズンでも氷を満タンに入れた状態であれば、翌日、氷が溶けて無くなるという事もないので、2泊程度であれば問題なく使える保冷力だと思います。
また、3泊以上するのであれば、途中で氷を足せば良いので長期のキャンプにも対応できます。

2つ目に良いなと思ったのは耐久性です。

基本的には暑い季節に氷を持ち運ぶために使っているのですが、筆者は真冬でも冷たいお酒を飲むのが好きなので、オールシーズン使っています。

なので約2年間（24ヶ月以上）毎回キャンプで使っている事になりますが、細かいパーツも含めて壊れた場所はありませんでした。
大きな水筒と考えていただければ良いと思うのですが、構造がシンプルなだけに細かいパーツが壊れる心配もなく、長期間使える商品だと思います。

3つ目は氷の取り出しやすさです。

STANLEY（スタンレー）の真空グロウラーという商品も候補としてあげていたのですが、氷の取り出し易さを考えてRTICにしました。

STANLEYは取り出し口が狭いので、手を中に入れて氷を取り出す事は出来ませんが、その分保冷力は高いと思います（冷気が逃げないので）
逆にRTICは取り出し口が広いので、氷の取り出しがスムーズに行えます。
どちらが良いかは好みによると思うので、自分に合った商品を選んでください。

最後にRTICで良かったと思ったのは価格です。
時期によって価格は変動しますが、安い時なら７千円台で購入する事もできるので、コスパは非常に高い商品だと思います。

今年の夏は冷たい飲み物を思いっきり飲みたいなと思っている方は、RTICのウォータージャグを購入しても良いかと思います。