今回はタイトルにもあるように、キャンプを初めて2年のソロキャンパーが選ぶ、買って良かったキャンプ道具11選をご紹介します!
まず初めに筆者のキャンプスタイリから簡単に紹介すると、主に車を使ったソロキャンプになります。
あまりキャンプ道具の重量は気にする必要がないので、自由度(大きさとか)の高いキャンプ道具も今回は対象になっています。
今回紹介するキャンプ道具はどれも品質が高く、使っていて満足度の高いもなので、購入して後悔することは少ないと思います。
他にも色々なキャンプ道具をYouTubeで紹介しているので、良ければチャンネル登録をお願いします。
ニューアルパカストーブ
まず1点目は、昨年の冬キャンプで大活躍してくれたニューアルパカストーブです。
冬キャンプが初めてだった筆者のキャンプをめちゃくちゃ快適にしてくれたキャンプ道具。
どのように使っていたのかと言うと、主にサーカスTCとの組み合わせで使っていたました。
一番寒い時期で大体-5度位まで気温が下がりましたが、テント内は暖かくてまるで自分の部屋に居るかのような快適さでした。
初めての冬キャンプをする方には非常におすすめのキャンプ道具です。
高さ40cmほどで非常にコンパクト。
収納ケースも付いていて、キャンプに持ち出すのもとても簡単。
家庭用としても使えるストーブなので、難しい操作は一切不要。
灯油を入れて、火をつければすぐに暖かくなります。
暖房出力が3.0kwとこのサイズのストーブとして高出力。
背の低いストーブなので、足元も温めてくれます。
筆者が購入したのは、2020年度版のアルパカストーブですが、今年はマイナーチェンジされたモデルが販売しています。
ケースや色もよりアウトドアに合ったデザインになっているので、こちらもおすすめです。
詳しい使い方はYouTubeで紹介しています!
ナンガオーロラ600DX
2点目に紹介するのはナンガの寝袋(オーロラテック600DX)です。
こちらも昨年の冬キャンプで大活躍してくれたキャンプ道具で、寒い夜を快適にしてくれました!
詳しい内容は別の記事で紹介しているので、今回は良いポイントを2つだけ載せておきます。
オーロラテックスという特殊な生地を使っているので、撥水性が非常に高くダウンが濡れるのを防いでくれます。
シュラフカバーが必要ないので、荷物の軽量化にも役立ちますね。
都内近郊のキャンプ場であれば、問題ないく使えるスペック。
大体−5度くらいまでであれば、コット+サーマレストのマット+ナンガの寝袋で快適に就寝する事が可能(注:寒さは個人差があります)
筆者は寒い時期には寝袋の中にホッカイロを2つ(腰と足元)に入れて使っていました。
ダウン製の寝袋は使わない時には広げて保管しておくと良いでしょう。
次に使うときもフカフカで快適に利用することができます。
詳しくはYouTubeで紹介しています。
ブッシュボックス(チタンXL)
海外のブッシュクラフトでも人気の軽量でコンパクトな焚火台。
筆者は10台以上の焚火台を持っていますが、その中でもトップクラスの使いやすさだと感じています。
それではなぜソロキャンプに向いているのかをサラッと説明します。
重量はわずか500g。
折り畳めば厚さ1cmと非常に薄くなるので、持ち運びに便利です。
フラットな形状で調理をするのにも便利。
五徳の位置を調整することで小さいカップから大きな鍋まで乗せることができます。また、調理中は下の穴?から薪を入れられるので、火力の調整もしやすい。
非常に高い燃焼効率。
煙突のような形状をしているので、ドラフト効果で燃焼効率が高くなります。
※薪を詰めすぎると焚火台の変形につながるので注意
YouTubeで実際に使っている映像も見ていただけますよ!
マックスペディション(ポケットオーガナイザー)
続いてはマックスペディションの収納ケース(ポケットオーガナイザー)です。
こちらも海外の方がインスタグラムで良く写真をアップしている、EDCツールやキャンプ道具などを収納するケースです。
細かい道具をまとめて置くのに非常に便利な作りになっており、1つ持っておくと重宝します。
詳しくは他の記事で紹介しているので、気になる方は下記のリンクからご覧ください。
一目で見てどこに何があるのかわかるので、道具を探す手間が省けます。
また、ゴムバンドで固定されているので、ケース内でごちゃごちゃになりにくく、使い勝手が非常に良いケースです。
後ろにはモールシステムに対応したループが付いているので、バックパックなどに取り付けることも可能です。
生地は1,000デニールのナイロン素材のため、強度が高く破れにくい作り。
撥水処理もされているため、ちょっとした雨などから道具を守ってくれます。
YouTubeの動画でも詳しく紹介しています。
Joker(Ember)
こちらは、スペイン製のブッシュクラフトナイフ。
筆者がYouTubeで紹介してから日本でも徐々に人気が出てきたナイフで、最近はナイフメーカーの山秀さんも動画内でかなりおすすめしています(筆者も山秀さんから購入しました)
筆者が動画をアップするまでは、あまりこのナイフを日本で紹介している方はおらず、海外の動画を参考に購入しました。
海外の動画ではかなりハードな使い方をしていましたが、それでも刃のチップや切れ味が落ちることがなかったので、非常にタフな作りのナイフだと思います(筆者も実際に使っていますが、刃がチップしたことはないです)
バトニングはもちろん問題なく使えますが、切れ味が良いのでフェザースティックを作るのにも向いています。
刃の特性上(スカンジグラインド)細かい作業や調理(食材を切る)には向いていませんが、逆にそれ以外の作業は何でもこなせる万能なナイフだと思います(めっちゃおすすめ)
他にも有名メーカー(Helle、ガーバーグ)なども持っていますが、その中でも一番切れ味が良いと思います。
分厚い革のシースと柄の部分と同じ素材(ウォールナット)を使ったファイヤースチールもセットになっています。
刃厚が3.7mmあるので、バトニングをしていても気持ち良く薪を割ってくれます。
切れ味も良いので、カールしたフェザースティイグが作れます。
他のナイフと比較をしている動画
シャプトン刃の黒幕(#2,000)
ナイフと一緒に紹介したいのがこちら!
シャプトンの砥石「刃の黒幕#2,000」です。
筆者もナイフを研ぐのはそれほど上手くはありませんが、砥石による研ぎやすさの違いはわかります。
元々は100均で購入した安物の砥石を使っていましたが、正直使いにくくてあまりメンテナンスをしていませんでした。
こちらの砥石はセラミック(陶器)でできているため、水に浸けておく必要がなくメンテナンスも楽です。
番手によって研げる鋼材に違いがあるようですが、2,000番であれば大抵のナイフは研げると思います。
(追記:HRC:59〜60以上の鋼材は番手を落として1,000や1,500の方が良いと思います)
実際に筆者が使っているナイフの鋼材はガーバーグのカーボン素材の物とサンドヴィック社のステンレス鋼です。
どちらも問題なく研ぐことができ、切れ味も申し分ありませんでした。
アウトドアショップ(UPI表参道店)での取り扱いもしているので、品質的にも問題はないと思います。
グレンスフォッシュブルークス(ワイルドライフ415)
こちらは北欧スウェーデンの斧メーカー「グレンスフォッシュブルークス」の手斧(ワイルドライフ415)です。
筆者はこちらの手斧を使う前は、ハスクバーナの手斧を使っていました。
ハスクバーナも良い斧ではありましたが、切れ味は断然こちらの方が上です。
箱だしの状態でもかなりの切れ味でそのまま使っていただいても問題ありません。
筆者は地球(地面)を叩いてしまい、ちょっとチップしたので研ぎ直しましたが結構簡単に研ぎ直す事ができました。
切れ味が良いので広葉樹の硬い薪でも簡単に割ることができます。
斧頭が小さく軽量なので片手でも扱いやすいです。
重量は約600g
斧の柄を守るこのようなレザーのカバーを着けるとカッコ良さも倍増します。
こちらのカバーはBASEで販売しています(ショップ:雅works)
シルキーポケットボーイ170mm
こちらは割と定番のノコギリ(ポケットボーイの170mm)です。
筆者はこれに辿り着くまで色々なノコギリを使って来ましたが、最初からこれにしておけば良かったと思っています。
何がそんなに良いのかと言うと単純に薪が切りやすいからです。
理由は、切れ味と刃の長さ。
他にも120mmのノコギリやFedecaのブッシュクラフトソーなども使いましたが、一番切りやすいのがこちらでした。
キャンプで使うのであれば、購入しても後悔はしないはずです。
刃の長さが絶妙で丁度良いサイズ。
刃の厚みがそれほどないので、薪への食い込みもとても良い。
ユニフレーム(ジュラパワーペグ200)
こちらはユニフレームから販売されているジュラパワーペグ200と言う商品です。
こちらのペグの特徴は、軽くて強度があると言うこと。
理由は使っている素材が超々ジュラルミン(A7075)というかつては零戦でも使われていた鋼材だからです。
強度が高いペグで代表的なのは、スチールペグだと思いますが、重量がかなりあります。
それに比べてジュラパワーペグは1本17gと超軽量。
同じ長さのスチールペグと比べると大体1/7程度の重さ(スチールペグが120gでジュラパワーペグが17g)
筆者は12本まとめて使っていますが、ほとんど気にならない重さです。
地面が硬い道志の森で使いましたが、問題なく刺さりました。
もちろんペグは曲がっていません。
ふもとっぱらも石がゴロゴロしていて、地面が硬いですが問題なく使えました。
溶岩プレート
これも早く使えば良かったと思う商品です。
最近のキャンプでは、厚みのある鉄板などが流行っていますが、筆者は断然溶岩プレートをおすすめします。
理由は鉄板より肉が美味しく焼けるからです(プロが焼いたら違うのかもしれませんが)
筆者の技術的な問題もあるのかもしれませんが、鉄板(3〜5mm)で焼いたお肉より溶岩プレートの方が美味しいと感じました。
なぜ、溶岩プレートでお肉を美味しく焼けるのかというと遠赤外線効果によって食材の水分を飛ばさないから。
鉄板で焼くとどうしても肉が硬くなってしまいがちですが、溶岩プレートであれば誰が焼いても硬くなりません。
特に赤身の多い肉を焼くにはおすすめです(脂が多い肉は網で焼いたほうが美味しいかも)
これは豚肉のカシラという部位で脂身が少ない肉です。
めちゃくちゃ美味しかったです。
左が溶岩プレート、右は鉄板です。
実際に食べ比べてみましたが、素人でも差がわかりました。
Helinox(グランドチェア)
最後に紹介するのは、あの有名なブランドHelinoxのグランドチェアです。
筆者もこの椅子の存在は知っていましたが、高くてなかなか手が出ませんでした。
椅子に1万円以上も出すのは正直どうなの?と思っており、今までは中華製の類似品を使っていました。
もちろん類似品でも十分に椅子の役割を果たしてくれて、正直そんなに不満はありませんでした。
では、なぜわざわさこの高い椅子を買ったのかというと、筆者のキャンプスタイルが変わったためです。
元々はサーカスTCなどの大きなテントを使っており、椅子のサイズはさほど気にしていませんでしたが、最近お座敷スタイルに変わったので、ローチェアが欲しくなりました。
ローチェアは他にもありますが、バックパックで運ぶことを考えると最軽量であるグランドチェア一択となったわけです。
なので、全員におすすめできるものではありませんが、筆者と同様に軽さを求めるのであれば、グランドチェアが良いと思います。
購入してから気がついたのですが、ただ高いわけではありませんでした。
触った感じでわかるのですが、使っている素材がそもそも違います。
また、座り心地も良く所有感を満たしてくれるので、筆者は買って良かったと感じています。
見た目もカッコよく座り心地も最高です。
組み立ても中華製に比べてかなり楽です。
触ると素材の違いを感じられると思うので、購入前に店舗で実際に触ってみて下さい。
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