【脱初心者】初めから知っておきたかったキャンプで役立つ5つの知識

キャンプをより楽しく安全に行うために必要なスキルって知ってますか?
おそらくこれからキャンプを始めようとしている方は、何を知っておかなければいけないか分からないと思います。
筆者もキャンプを始めてすぐの頃は何も分からず色々な失敗をしてきましたが、経験を積む事で失敗をする事が減ってきました(キャンプ歴3年でも失敗はします)

今思うと「初めから知っておきたかった」なんて事もいくつかありますので、今回はキャンプを始める上で必要なスキルや情報について解説していきたいと思います。

刃物の扱い方

キャンプでは、普段とは違った刃物を扱います(代表的なのはナイフ、斧、ノコギリなど)
普段から使い慣れていれば問題ありませんが、誤った方法だと大きな怪我につながります。
※刃物を使う時は革手袋を着用しましょう

ナイフ

主にバトニング(薪を割る)やフェザースティック(着火用に薄く削った木)を作るときに使います。
※今回は料理などで使うフォールディングナイフ(折りたたみ式)は除外

<バトニングの注意点>
・シースナイフ(鞘に入れるタイプ)を使う。
・フルタング(持ち手まで鋼材が入っているナイフ)を使う。
・刃の厚さが3mm以上のナイフを使う(モーラナイフのガーバーグは3.2mm)
・体に対して並行にする(体側に刃が向かないように持つ)
・薪割り台を使う(無い場合は安定感のある大きめの薪などを下に敷く)
・節がある薪は斧を使う(節があると固くて割れない)
・割れない時は無理をせずに諦める
・ナイフが挟まった時は無理やり引き抜かない(クサビを打って隙間を空けてから抜く)

<フェザースティックの注意点>
・コンベックスグラインド(はまぐり刃)のナイフを使う ※無ければスカンジグラインドでもOK
・切れ味の悪いナイフを使わない(研いでメンテナンスをしておく)
・力みすぎない。
・細すぎず、長すぎない木を使う(長さ20〜30cm、太さ3cm程度)
・針葉樹(柔らかい木)を使う。

■おすすめのナイフ
世界的なシェアを誇るナイフメーカーのフルタングナイフ。
筆者はカーボンスチールを使っていますが、ステンレス製も良い鋼材(14C28N)を使っています。

広葉樹などの硬い薪や針葉樹でも太い薪だとナイフでは割れないため斧を使います。
あまり安いものを購入すると怪我やトラブルの原因になるため、品質のしっかりしたものを選びましょう

<注意点>
・高品質のものを使う(5,000〜10,000円程度で評価が良いもの)
・柄の木目が刃に対して縦になっているものを選ぶ(強度に影響するため)
・斧頭にグラつきがないか確認する。
・薪割り台や丸太などを使う。
・力みすぎない(思い切り振りかぶらない)

■おすすめの斧
高いですよ。
でも、これを買ったら他の斧に浮気する事はまずないですね。

ノコギリ

焚火台が小さい場合など、薪を短くするのに使います。
また、斧を持っていない場合は薪を短くすることでナイフで割りやすくする事もできます

<注意点>
・適したサイズのものを使う(17〜20cm)
・手とノコギリの刃の間隔を空ける(刃が滑った時に手に当たらない距離)
・手は体の横に来るようにして切る(体の中心で切ると力が入りずらく疲れるため)
・薪の片側を浮かせて端を切る(真ん中を切ると刃が挟まり圧迫されて切れないため)
・日本のノコギリは引き切りなので、刃を引いた時に力を入れる。

■おすすめのノコギリ
世界が認める日本製のノコギリ。
切れ味抜群で携帯性も高く値段も手頃なので言うことなしです。

コメント