TOMOUNT軍幕テントの各パーツ
それでは、テントの各パーツに付いて簡単に説明したいと思います。
■全体
全体的な見た目はBUNDOKのソロベースに似ています。
テントのサイズは少しTOMOUNTの方が大きいですが、形や色はほとんど一緒だと思います。
■サイドウォール
テントの両側にはサイドウォールがついており、ジッパーで開閉する事が出来ます。閉めるとテント内の熱を逃しにくくなるため、薪ストーブなどを使っている時には重宝します。
■スカート
テント内へ冷気の侵入を防ぐスカートも付いています。スカートの素材はポリエステルなので、雨や朝露などで濡れてしまっても拭き取りやすくなっています。
■煙突穴
薪ストーブ用に煙突穴が付いています。耐熱性の素材を使っているので煙突が直接触れても溶ける心配はありません。マジックテープでついているので交換可能。
■インナーテント
メッシュのインナーテントも初めから付属されているので、虫の多い季節にも安心です。シート部分の生地が厚いので、グランドシートは不要だと思います。
季節やシーンに合わせたテントの張り方
テントの立て方一つでイメージが変わるので、いくつかのパターンを紹介したいと思います。
天候や使う時期によって変えるとより快適に使う事が出来ますね。
■スタイル①
サイドウォールを付けたスタイルです。
テント内の熱を逃しにくいので冬キャンプで使う際に向いているスタイルです。ちなみにサイドウォールはジッパーで簡単に開閉することができます。
■スタイル②
陣幕スタイル
これぞ軍幕テントといった形ですね。
オールシーズン使えますが、サイドから雨の侵入なども考えられる為、天気の良い日に向いていると思います。
■スタイル③
フルクローズ
テントの正面を締め切った状態です。
両サイドはジッパーで開閉可能なので、テントの横から出入りする事が出来ます。就寝時や雨が降ってきた時はこの形が良いでしょう。
■スタイル④
正面をフルオープンにしたスタイル
屋根部分を全てオープンにしてテントの後ろに持っていった状態です。天井がないので、寝転んで星空を眺めるなんて使い方も出来ると思います。
使用前の注意点
テントを使い始める上で、幾つか注意点があるので記載しておきます。
■注意点①
購入時は煙突の穴が空いていないので、自分で空ける必要があります(自宅でやっておくと楽です)シートはマジックテープで固定されているので、取り外し可能です。煙突の直径を測って目印を付けてから加工すると失敗しにくいと思います。
■注意点②
煙突とテントの距離が結構近く、カバーと接触しそうになります(カバーは耐熱ではないので注意)筆者は煙突の穴を中心に空けましたが、ちょっと下の方が良いかも知れません。
■注意点③
テントを締め切って使う場合、サイドウォールの生地が薪ストーブに接触するので、内側に付いているトグルを使って束ねておく必要があります(初めてだとちょっと戸惑うので、薪ストーブを入れる前に練習しておきましょう)
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