【コスパの良い寝袋】ISUKA(イスカ）アルファライト700X

今回は高性能でコスパの良い化繊シュラフ（化学繊維の寝袋）ISUKAアルファライト700Xについてレビューしていきます。

春夏秋の300ｍクラスの縦走や、初冬の中級山岳まで幅広く利用でき、年間を通じて最も応用範囲の広いモデル。

高校・大学の山岳部やワンダーフォーゲル部なども愛用する、保温性の高さが特徴のスタンダードモデル。

ISUKA（イスカ）について

ISUKA(イスカ）は大阪に本社を置く日本のメーカーです。

アウトドアブランドとしては珍しくシュラフ（寝袋）を専門に扱うメーカーで、モンベルやナンガなど高品質なシュラフを展開するメーカーと比較される事が良くあります。

シュラフ専門のメーカーだけあり、素材へのこだわりや、キャンプや登山での使用テストを行うことでシュラフの耐久性を調べるなど品質の高さにも定評があります。

■ISUKA（イスカ）の特徴
・ISUKAは6種類のシュラフをラインナップしており、それぞれ特徴があります。

今回紹介するアルファライトは「軽量、コンパクト、湿度に強い化繊」が特徴のシュラフです。

①３D構造
・上部に余裕をもたせ、ゆったりとした「３Dシルエット」が自然にフィットし無駄なく保温します。

②高品質の素材
・エアモデルにはアウターシェルに「ナイロン66」を採用し、超撥水性、引き裂き強度、耐摩耗性、耐熱性などの特徴があります。

③厳しい縫製基準
・厳しい縫製基準で生産されているので、寝袋の寿命が長いのが特徴です。

ISUKA(イスカ）アルファライト700Xの特徴

特徴①（瓦ぶき構造）
・放熱のロスや冷気に侵入の原因となるコールドスポットを最小限に抑える構造。

特徴②（ドライチューブ）
・保温性の向上と冷気の侵入を防ぐため中わたの詰まったドライチューブをジッパー内部に配置。

特徴③（ショルダーウォーマー）
・首元と肩部分を包み込む形状により寝袋内部の温まった空気の流出を防ぎます。

特徴④（ゆったりした足元の形状）
・逆台形形状で足元にゆとりがあります。

特徴⑤（３Dシルエット）
・上部にゆとりを持たせた３D形状で中わた配置を最適化することで、軽量性と保温性を高めています。

各部位の詳細

■シュラフの外観
・シュラフは付属しているコンプレッション用のベルトで小さく収納することができます。ファスナー部分はマジックテープで、覆うことができる仕様となっています。

■シュラフ内部
・ファスナーは右側に付いており、足元まで下すことができます。ダブルファスナーになっており内側にも持ち手が付いているためシュラフに入った状態でもファスナーを閉める事ができます。

■シュラフ首回りの構造
・首回りは外側と内側の2か所を絞って外気の侵入を防ぐことができます。シュラフに入った状態で調整できるため温度調整をするのに便利な作りとなっています。

■シュラフ全体とサイズ感
・肩幅81×全身203cmあるため、170cmの男性（筆者）が入った状態では足元にかなりの余裕がありますサーマレストのZライトソル（51×183cm）と比較しても頭部分が少し出るサイズ感。

ISUKA(イスカ）アルファライト700Xの口コミ

■良い口コミ
・縫製がきれいで品質が高い、化繊にしてはコンパクトに持ち運べる。寝心地他良い、キャンプ場であれば冬場でも利用できるくらい温かいなどの口コミが多く散見できました。

■悪い口コミ
・悪い口コミはほとんどありませんでしたが、収納するのにコツがいる、思ったより寒かったなどの意見がありました。

体感温度は天候やその人の感じ方にもよるため、寒いと思う方はシュラフカバーやインナーシュラフなどを利用すると良いかと思います。

ISUKA（イスカ）アルファライトを使ってみた感想

・筆者が使ってみた感想ですが、口コミにもあるように縫製など作りは非常に良いと感じました。

化繊式のシュラフとしてはコンパクトにまとめることができ、重量も1.3kgとバックパックのキャンプでなければさほど気になる重さではありません。

保温性が高いため、夏場では使う機会があまりありませんが、急に冷え込むことがあった場合でもファスナーを全開にして掛布団としても使えるため、幅広いシーンで利用できるシュラフだと感じました。

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