【完全保存版】キャンプ初心者から上級者へのステップアップ方法と注意点!

上級者キャンパー(3年以上)

オールシーズンのキャンプを複数回経験したあなたは、中級者以上のキャンパーです。
おそらく3年間で50泊以上はキャンプ経験を積んでいる事でしょう。

ではどのように上級者へステップアップしたら良いのかというと、それは道具の軽量化です!
なぜ、道具の軽量化がステップアップにつながるかと言うと、行動範囲が広がるからです。

例えば、オートキャンプでは行ける場所は限られますが、徒歩であれば山や川など車の通れない場所にも行く事が出来ます。
また、新幹線や飛行機を使う事が出来るので、車では時間がかかる場所にも行く事が可能になります。
なので、そういった場所や時間の制限を取っ払うためにも荷物の軽量化が必要になってきます。

キャンプ上級者の装備

これは筆者の持論であり、誰にでも当てはまる事では無いのですが、キャンプを突き詰めるとUL(ウルトラライト)に行き着きます。

何故ULに行き着くのかと言うと、経験を積むことで必要最低限の道具がわかるようになるからです。

また、道具の使い方が分かってくると、1つで2役以上の役割を持たせる事が出来るので、おのずと道具が軽量化されていきます。

では、どういったキャンプ道具が必要なのかと言うと、大きく分けて衣、食、住の3つになります。

参考までに筆者が使っている道具の一覧を紹介しておきます。

<衣>

体をドライに保ち快適に行動するためには衣服が重要です。
季節や行く場所の気温や天候に合わせて必要なものを選びましょう。

道具メーカー商品名リンク
ダウンモンベルスペリオダウン
レインOMMOMM Halo+ Jacket
レインモンベルレインとレッカー
ウィンドシェルOMMソニックジャケット
Tシャツモンベルジオライン
ジャケットRabアクティブインサレーション
タイツ山と道ライトアルファタイツ
パンツ山と道5ポケットパンツ
VivobarefootマグナフォレストESC
靴下ハイカートラッシュハイク トレック ミッド

<食>

アルファ化米などお湯で戻せる食料であれば、クッカー類をかなり軽量化できます。
また、運搬する水の量を適切にする事で、無駄な重量を減らす事が可能です。

道具メーカー商品名リンク
クッカーエバニュー400FDhttps://amzn.to/3VBzyON
アルストBatchstovezGram Weenie Pro
風防TOAKSチタニウム ウインドスクリーンhttps://amzn.to/3VJ3BE3
シートNewwestカーボンフェルトhttps://amzn.to/41dD7M0
カップWildoフォールダーカップhttps://amzn.to/42bfCVr
スプーンTORKSチタニウムフォールディングスプーンhttps://a.r10.to/hUWfyW
お箸VARGOチタニウムチョップスティックhttps://amzn.to/3pkbSC9
ボトルライフウォーター700mlボトル
ボトルタイガーステンレスボトル500mlhttps://amzn.to/3LHvwj3
ボトルエバニューウォーターキャリー900mlhttps://amzn.to/42ARwmR
スキットルSoloHike丸型ヒップフラスコ https://amzn.to/3nCRo7j
ナイフRenegade OutdoorUltraFire Knife
トライポットBatch StovezFire Tripod Stand
フードコジーhyperlite mountain gearリパック
保冷袋BIGSKY保冷バックhttps://amzn.to/3HI4FSL

<住>

最も軽量化に影響するのがテントや寝袋、マットといった住環境です。
軽さも重要ですが耐久性も必要なので高品質なものを選びましょう。

道具メーカー商品名リンク
テントSix Moon DesignsLunar Solohttps://amzn.to/3VUBXEt
ポールモンベルカーボントレッキングポール
ペグTITAN MANIAVペグhttps://amzn.to/42cjS70
ペグTITAN MANIAネイルペグhttps://amzn.to/3HLN90f
ペグTITAN MANIAチタンペグhttps://amzn.to/3HMGQJw
マットサーマレストネオエアーウーバーライトhttps://amzn.to/41bbMdt
シートSOLエマージェンシーシートhttps://amzn.to/42r87co
シートゥーサミットエアロプレミアムピローhttps://amzn.to/3NHakwo
寝袋ENLIGHTENED EQUIPMENTRevelation 850 20°F Down Ver
ライトGoal ZeroLIGHTHOUSE micro FLASHhttps://amzn.to/3M2tRWM
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動画でも紹介しているので良ければご覧ください。

【キャンプ道具】徒歩キャンプや登山泊で使えるバックパック装備を紹介_PA'LANTE v2

キャンプのその先にある世界

ここからは「キャンプのその先に」という話をしていきたいと思います。

キャンプ経験が長くなると始めた頃の新鮮味が薄れてきます。

「なんだか同じ事の繰り返しだな〜と」思いキャンプをやめた方もいるのではないでしょうか?

もったいないですよ!

キャンプ歴4年の筆者が他のアクティビティを経験して感じた事は、アウトドアという大きなカテゴリの中では、自分はまだまだ初心者であると言うことです。

大自然の中で季節を問わず1泊2日以上のキャンプができると言うのは、初心者から見れば凄いことのように思えますが、実はアウトドアの一部分でしかありません。

登山を例に挙げると、メインは山を登る事でキャンプは宿泊手段です。
渓流釣りでの野営や、自転車キャンプなども同じで、メインはその他のアクティビティであり、キャンプは1泊するための手段でしかありません。

なので、キャンプが出来たからと言ってアウトドアの上級者ではないのです。

しかし、どんな季節でもキャンプができるスキルは、その他のアクティビティをする上で大きなアドバンテージになります。

上記で挙げたようなアクティビティであれば、どれもキャンプというスキルが必要になります。

おそらく登山や釣り、自転車が趣味という方はたくさんいるでしょう。

しかし、キャンプのスキルがない場合、その趣味は日帰りで出来る範囲に制限されます。

日帰りに制限されると登れる山の高さや、渓流釣りで行けるポイントに限界があります。

その限界を突破するのがキャンプスキルです。

1泊2日以上のキャンプが可能であれば、食料や水の補給が可能な限り行動することが出来ます。

大袈裟にいうと何千キロの旅がバックパック1つで可能になるのです。
(実際にアメリカでは数千キロの距離を半年間かけて移動するハイキングがあります)

キャンプと組み合わせるアクティビティ

では実際にどういったアクティビティと組み合わせられるのかを紹介していきたいと思います。

登山+キャンプ

宿泊を伴うアクティビティで最も認知度が高いのは登山泊ではないでしょうか。
大変そうなイメージが強いと思いますが、自分の体力レベルに合った山なら十分楽しむ事ができます。

登山泊のポイントは3点

①まずは日帰り登山で練習
いきなり標高3,000mの山に登るのは危険です。初めは1,000m以下の低山で練習を重ね、徐々にステップアップしていきましょう。

②バックパックの総重量は10kg以下
教科書通りの装備でも良いとは思いますが、初心者こそUL装備がおすすめです。ただし、軽ければ何でも良いという事では無いので、まずは上級者の真似をしましょう!

③暖かいシーズンから始める
登山で一番厄介だと思ったのが汗冷えです。筆者は秋から登山を始めたのですが、低山でも頂上付近の気温差はかなりあると感じました。なので低体温症の危険がある季節から始めるのはリスクが高いと思います。(標高が100m高くなると気温が0.6度下がる)

釣り+キャンプ

釣りの種類は色々ありますが、キャンプと相性が良いのは渓流釣りだと思います。
大自然の中で釣りをしながらのキャンプは最高ですよ!

釣りキャンプのポイントは3点

①野営が可能な場所なのかを確認する
どこでも野営をして良いわけでは無いので、目的の場所が問題ないのか事前に調べておきましょう。

②安全な野営地を見つける
急な天候の変化による増水やダムの放水などには注意が必要です。流木などが流されている場所までは、増水する可能性があるので一段高くなった場所を選びましょう。また、過去に野営をした痕跡がある場所などは比較的安全かと思います。

③万が一の準備
周りに誰もいない状況で野営をする場合、普段のキャンプ以上に注意が必要です。怪我をして動けなくなるリスクもあるので、どこに行くのかは家族に知らせておきましょう。また、熊や猪などと遭遇する可能性もあるので、対策はしっかりしておきましょう。

自転車+キャンプ

数十キロ先まで自転車で出かけてキャンプをするスタイルです。
お気に入りの自転車に乗って目的地まで向かうだけでも楽しいですよ!

自転車キャンプのポイントは3点

①自分の限界を知ろう
初めから何十キロも自転車で移動できるわけではありません。ぶっつけ本番ほど恐ろしい事は無いので、自分が移動できる距離を事前に調べておきましょう。

②バイクパッキングの装備
自転車にキャンプ道具を積むには専用の装備が必要になります。バイクパッキングについての記事も書いているので参考にして見てください。

③当日の天候に注意
自転車で移動をする事が前提なので、当日の天気は晴れている事が望ましいです。雨の日は自転車事故のリスクも高まりますので、予定を変更する事も考慮しておきましょう。

最後に

筆者はキャンプという趣味を通じて、アウトドアの世界観が広がりました。

そのきっかけになったのはキャンプ道具の軽量化です。

初めはオートキャンプがメインでしたが、経験を積むにつれて道具の軽量化に興味を持ち、今ではバックパック1つでキャンプをする事ができるまでになりました。

バックパックでキャンプができるようになると色々な選択肢が増えます。

時間や場所の制限がなくなるので、どんなところにも行く事ができ、アウトドアの世界が広がります。

もしこの記事を見ている方でキャンプにマンネリ化を感じている方がいれば、まずは道具の軽量化から初めて見てください!

目標はバックパックの総重量が10kg以下。

きっとその先に新たなアウトドアの世界が広がっていますよ!

【完全保存版】キャンプ初心者から上級者へのステップアップ方法と注意点

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