キャンプで使えるロープワーク(基本的な3つの結び方)※画像あり

LUM3NによるPixabayからの画像

キャンプではテントやタープの設営を行います。

どうやってロープを結んだら良いのかわからない!という方向けにキャンプで使う基本的な結び方を3つご紹介します。

とりあえず、この3つを覚えておけば、キャンプで困ることはないので、覚えておきましょう。
(筆者も良く結び方を忘れるので、このページを保存してキャンプの際によく見ています)

★この記事でわかる事★
①ロープの結び方(もやい結び、自在結び、巻き結び)※手順付き
②ロープをまとめる「ちょっと便利なテクニック」
③タープ設営であると便利なアイテム

下記の記事で筆者のブログが紹介されました!

アウトドア派のナースの方向けにキャンプ関連の記事がまとめられており、
初めてキャンプをする方の参考になる内容でしたので、こちらでも紹介させていただきます。

リンクを貼っておきますので、ご興味のある方は下記から参照してください!

もやい結び

本来は船を岸につなぎ留める際に使う結び方で「舫う(もやう)+結ぶ」で「舫い結び」と言われています。
特徴:強度が高く、解けにくい
利用方法:テント設営、タープ設営

■手順

1.ロープに輪っかを作ります。輪っかの上下が逆だと上手く出来ません。

2.輪っかの中に紐を通します。

3.輪っかを作ったロープの下を通します。

4.もう一回輪っかにロープにを通します。

5.輪っかのサイズを調節して、ロープをキュッと結びます。

以上がもやい結びでした!テントやタープの設営時に役に立つので覚えておきましょう!

自在結び

ロープの長さを自在に調整できる結び方。
特徴:ロープのみで長さを調節できる。
利用方法:テント設営、タープ設営

■手順

1.輪っかを1つ作ります。

2.輪っかの中にロープを通します。

3.ロープを下に持ってきます。

4.ロープを2回巻き付けます(1回目)

5.ロープを2回巻き付けます(2回目)

6.ロープを真ん中の輪っかに下から通します。

7.ロープを下の輪っかに上から通します。

8.ロープを上下で引っ張ります。

9.以下のような形になったら完成です。

10.ロープの長さを調整します。(長さは自由に変えられます)

11.結び目を移動させることで輪っかの大きさを調整できます。

以上で自在結びは完成です。手順は多いように思いますが結び方は単純です。

巻き結び

木などにロープを巻き付ける際に使う結び方。
特徴:ロープにテンションを掛ければ解けにくく、撤収時は簡単に解くことができる。
利用方法:木と木を縛る。薪を縛る。

■手順

1.結びたい対象物の後ろにロープを通します。

2.ロープを前でクロスさせます。

3.ロープをもう1周後ろに通します。

4.ロープを上のクロスした間に通します。

5.ロープの端と端をつかみきつく引っ張ります。

6.ロープが解けないか引っ張って確かめます。

以上が巻き結びのやり方です。

ちょっと便利なテクニック

パラコードをしまうときにぐちゃぐちゃにしてしまってしまうと、次回の設営時にひも解くのが大変ですが、以下のまとめ方をすると設営、撤収の時間が短縮できます。

■手順

1.パラコードの調整金具がついているほうを使います。

2.輪っかを手に通して、締まるところまで調整します。

3.親指のほうへロープを巻き付けます。

4.同じ要領でロープをグルグル巻きつけていきます。

5.親指からロープを外します。

6.ロープを手から外します。(画像が分かりづらいですが、ロープを手から抜く感じ)

7.まとめたロープの片側を握ります。

8.50~60㎝ほどロープを残し、残ったロープを巻き付けていきます。

9.グルグル巻いていき、最後のひと巻きはちょっと緩めに巻いておきます。

10.最後のひと巻きのロープの下を通し、外れないように締め付けます。

11.完成形がこちら。

このようにまとめておくと、次に使うときに絡まりにくく使いやすいです。

タープ設営に便利なアイテム

タープを設営する際にあると便利なアイテムを紹介します。

この商品、何が便利かというとフック部分をタープに接続し、フック側でロープの長さを調整することができるので、ロープをペグで固定した状態でタープ側で張り具合を簡単に調整することができます。

タープ側とペグ側の2か所でロープの長さが変えられるので、タープの設営がめちゃくちゃ楽になります。

タープに付けっぱなしにできるので、次回タープを設営するときも楽です。

■ナイトアイ(カムジャム)

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