キャンプではテントやタープの設営を行います。
どうやってロープを結んだら良いのかわからない!という方向けにキャンプで使う基本的な結び方を3つご紹介します。
とりあえず、この3つを覚えておけば、キャンプで困ることはないので、覚えておきましょう。
(筆者も良く結び方を忘れるので、このページを保存してキャンプの際によく見ています)
①ロープの結び方(もやい結び、自在結び、巻き結び)※手順付き
②ロープをまとめる「ちょっと便利なテクニック」
③タープ設営であると便利なアイテム
下記の記事で筆者のブログが紹介されました!
アウトドア派のナースの方向けにキャンプ関連の記事がまとめられており、
初めてキャンプをする方の参考になる内容でしたので、こちらでも紹介させていただきます。
リンクを貼っておきますので、ご興味のある方は下記から参照してください!
もやい結び
本来は船を岸につなぎ留める際に使う結び方で「舫う(もやう)+結ぶ」で「舫い結び」と言われています。
特徴:強度が高く、解けにくい
利用方法:テント設営、タープ設営
■手順
1.ロープに輪っかを作ります。輪っかの上下が逆だと上手く出来ません。
2.輪っかの中に紐を通します。
3.輪っかを作ったロープの下を通します。
4.もう一回輪っかにロープにを通します。
5.輪っかのサイズを調節して、ロープをキュッと結びます。
以上がもやい結びでした!テントやタープの設営時に役に立つので覚えておきましょう!
自在結び
ロープの長さを自在に調整できる結び方。
特徴:ロープのみで長さを調節できる。
利用方法:テント設営、タープ設営
■手順
1.輪っかを1つ作ります。
2.輪っかの中にロープを通します。
3.ロープを下に持ってきます。
4.ロープを2回巻き付けます(1回目)
5.ロープを2回巻き付けます(2回目)
6.ロープを真ん中の輪っかに下から通します。
7.ロープを下の輪っかに上から通します。
8.ロープを上下で引っ張ります。
9.以下のような形になったら完成です。
10.ロープの長さを調整します。(長さは自由に変えられます)
11.結び目を移動させることで輪っかの大きさを調整できます。
以上で自在結びは完成です。手順は多いように思いますが結び方は単純です。
巻き結び
木などにロープを巻き付ける際に使う結び方。
特徴:ロープにテンションを掛ければ解けにくく、撤収時は簡単に解くことができる。
利用方法:木と木を縛る。薪を縛る。
■手順
1.結びたい対象物の後ろにロープを通します。
2.ロープを前でクロスさせます。
3.ロープをもう1周後ろに通します。
4.ロープを上のクロスした間に通します。
5.ロープの端と端をつかみきつく引っ張ります。
6.ロープが解けないか引っ張って確かめます。
以上が巻き結びのやり方です。
ちょっと便利なテクニック
パラコードをしまうときにぐちゃぐちゃにしてしまってしまうと、次回の設営時にひも解くのが大変ですが、以下のまとめ方をすると設営、撤収の時間が短縮できます。
■手順
1.パラコードの調整金具がついているほうを使います。
2.輪っかを手に通して、締まるところまで調整します。
3.親指のほうへロープを巻き付けます。
4.同じ要領でロープをグルグル巻きつけていきます。
5.親指からロープを外します。
6.ロープを手から外します。(画像が分かりづらいですが、ロープを手から抜く感じ)
7.まとめたロープの片側を握ります。
8.50~60㎝ほどロープを残し、残ったロープを巻き付けていきます。
9.グルグル巻いていき、最後のひと巻きはちょっと緩めに巻いておきます。
10.最後のひと巻きのロープの下を通し、外れないように締め付けます。
11.完成形がこちら。
このようにまとめておくと、次に使うときに絡まりにくく使いやすいです。
タープ設営に便利なアイテム
タープを設営する際にあると便利なアイテムを紹介します。
この商品、何が便利かというとフック部分をタープに接続し、フック側でロープの長さを調整することができるので、ロープをペグで固定した状態でタープ側で張り具合を簡単に調整することができます。
タープ側とペグ側の2か所でロープの長さが変えられるので、タープの設営がめちゃくちゃ楽になります。
タープに付けっぱなしにできるので、次回タープを設営するときも楽です。
■ナイトアイ(カムジャム)
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