【キャンプ初心者用】タープの基本的な張り方

Ben FriedenによるPixabayからの画像

このページでは初心者がタープを張る時に注意する点や便利なテクニックを紹介していきます!

タープの種類と特徴

・レクタタープ(長方形)
 特徴:他のタープに比べて面積を広くとれる。安価なものもあるため初心者向き。

・ヘキサタープ(六角形)
 特徴:フォルムが美しく、ロープの張り方を変えることでアレンジがしやすい。

・ウィングタープ(ひし形)
 特徴:面積が狭いが軽量のため、ツーリングキャンプなどに持つを軽くしたいキャンプでは役立つ。

・スクリーンタープ(自立式)
 特徴:他のタープとの大きな違いは、ポールと張り綱を使わなくても自立するタープであること。
    重量があるためソロキャンプ向きではない。

タープを張るのに必要な道具

タープを張るのに最低限必要な道具は以下。
1:タープ本体
2:ポール
3:張り綱(パラコード)
4:ペグ(10本前後※張り方により変わります)
5:ペグハンマー

タープの張り方や天候にもよりますが、風が強い日なども想定して太め(28mm以上)のポールを使うと折れたり、タープが風で飛ばされる心配がありません。風の影響が少ないサイトや天候の場合は、16mmなどのサブポールとして使うものを代用することもできますが、山の天候は変わりやすいので、心配であれば太めのポールを使いましょう。

タープの張り方

@2019-2020 SoloCamTV Photos

■タープを張る手順

1.メインポールの位置を決める
タープを立てる際にはまずはタープを広げ、両端にポールを置いておおよその距離(ポールの場所)を決めておきます。目印にペグなどを打っておくと場所を見失わないので便利です。

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2.張り綱(パラコード)の長さと角度(45度)を決める
次にポールにテンションを掛けるためのパラコードの長さと角度を決めます。角度はメインポールに対し45度の角度にし、長さはポールを手前に倒した長さと同じくらいにします。この際にも、ペグで仮に固定しておくと場所を見失わずに設営が行えます。

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3.タープを先にポールにかける
メインポール2本の位置が決まったら、タープをポールにかけますが、ここで注意するのはポールにタープをかけてからパラコードの結び目(もやい結びにした輪っか)をかける必要があります。逆にしてしまうと風が吹いた際にタープが飛ばされてしまう恐れがあります。

@2019-2020 SoloCamTV Photos

4.1本目のポールと同様に反対側のポールも立てます。ポールを立てる際には垂直ではなく、張り綱でテンションがかけれらるように後ろに重心が行くように立てると上手くいきます。(2本目がたてば風が吹いても倒れなくなります)

5.両側の張り綱(6か所)もペグダウンしていきます。張り綱はタープ本体に縛る必要がありますが、モヤイ結びで縛っておくと、撤収の際に素早く外せるため便利です。

・タープを張る際の注意点
ソロキャンプではタープを張るのも一人でやる必要があります。二人以上であれば、タープポールを支えてもらった状態で張ることができますが、一人ではタープとポールにテンションをかけて一人で張る必要があります。強風の中でタープを張る際にはポールが倒れたりタープが飛ばされてしまう可能性があるため、周りに人や物がない事を確認してから設営しましょう。

★写真のタープとポールが気になる方は以下を参照

■防水タープ
耐水圧3,000mm以上のため大抵の雨には耐えることができる性能です。価格も安く入門用としてはおすすめできる商品です。
※注:同一の商品がなかったため、筆者の利用しているタープに近いものを載せておきます。

■FIELDOORアルミテントポール(2本セット)
ポールの直径が32mmあるので、大型のタープや風が強い日でも安心して使う事ができます。2本セットで価格も抑えられているため、初めてポールを購入する方にはおすすめできる商品です。

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