初めてのソロキャンプを快適にする5つのヒント_過去の失敗から学ぶ

「失敗は成功の基」なんて良く言われますが、出来れば失敗はしたくないもの。
キャンプに行った先でも楽しく過ごしたいですよね?

そのように考える方も多いと思いますが、キャンプで失敗する原因ってなんだと思いますか?

経験やスキルが足りないから?
それともキャンプの知識が足りないから?

どちらも半分正解で半分不正解です!

知識や経験でカバーできる事は多いので確かに間違いではありませんが、キャンプ歴3年の筆者でも今だに失敗をする事はあります。

では、何が原因なのかというと、ズバリ準備不足だと思います!

ちゃんと準備さえしておけば、初心者の方でも失敗する事は少なくなるので、今回は筆者の失敗談を交えてどうやったら失敗しないようになるのか紹介して行こうと思います。

失敗談その①(キャンプ場選びは事前のリサーチが重要)

筆者がソロキャンプを始めたのが、2019年の夏なのでかれこれ4年前ほど前の話になります。
初めて行ったキャンプ場は奥多摩にある氷川キャンプ場という場所でした。
今考えれば初心者が行く場所ではなかったのですが、当時の私はキャンプの知識はこれっぽちもなく、どんな場所を選んで良いのかも分かっていませんでした。

失敗その①(予約不要のキャンプ場)

予約不要のキャンプ場は面倒な手続きが無いので一見楽そうに思えるのですがそこが失敗でした。
こちらのキャンプ場は電車でも行く事ができ、駅から近い事もあって非常に人気のキャンプ場だったのです。
そんな事は知らず、キャンプ場に到着したのは夕方の4時過ぎ。
キャンプサイトまで重たい荷物を運んでそこで目にした光景に驚愕しました。

「テントを張る場所がない」

呆然と立ち尽くしながら考えたのは、「帰ろっかな」でした。
それでも4時間かけてやっと来た事もあり、なんとかキャンプはしましたが、初めてのキャンプとしてはなかなか辛い経験(ある意味良い経験)になりました。

・初心者は予約制のキャンプ場を選ぶ
・キャンプ場の様子は事前に調べる
・早めにキャンプ場に到着する
失敗しないための事前の準備としてはこれから行く場所がどんなところなのか調べておく事です。
筆者が良く利用するのは、YouTubeで関東圏のキャンプ場を紹介している「ピーヤチャンネル」
こちらのチャンネルでは、キャンプサイトの様子なども紹介しているので、HPを見るより詳しい情報を得られるのでおすすめです!

失敗談その②(重すぎる荷物、嵩張るキャンプ道具)

キャンプを始めたての頃はどんな道具を買ったら良いか分からないものです。
筆者も同様の経験をしていますが、出来れば無駄なキャンプ道具は買いたくありませんよね?
なので、こちらでは筆者が買って後悔をしたキャンプ道具をいくつか紹介したいと思います。
※ソロキャンプに適していないだけでファミリーキャンプやグループキャンプは別です。

買って後悔したもの①(キャリーカート)

まずキャリーカートが必要だと思ったきっかけは、大量の荷物を1度で運びたいと考えたからです。
しかし、これが失敗の始まりで、それから1年以上このキャリーカートに苦しめられる事になりました。
キャリーカートの重量は軽くても8kg以上、重いものだと10kg以上あり、折り畳んだ状態でもかなりの大きさがあるため、トランクのスペースを圧迫します。
それでいてキャンプ道具を運ぶだけの用途でしか使えないため、使わなくなってから1年以上、トランクのスペースを占有するだけのキャンプ道具になりました。

買って後悔したもの②(大きなテーブル)

大きなテーブルを買った理由は、キャンプで手の込んだ料理を作りたいと思ったからです。
手の込んだ料理を作ろうと思うと材料が増えるため、調理スペースが広い大きいテーブルが必要でした。
それでも初めは満足をしていましたが、次第に使わなくなりましたね。
使わなくなった理由は、テーブルの天板が折り畳めないタイプ
トランクに積むのが邪魔になったからです。
せめて天板が折畳めるタイプなら良かったのですが、横幅70cmのテーブルは積むのも降ろすのも大変でした。

買って後悔したもの③(大きな焚火台)

キャンプを始めて少し経った頃に少し大きな焚火台が欲しいなと思って購入したのがきっかけなのですが、結局使ったのは数回で、その後は自宅の倉庫行きになりました。
使わなくなった大きな理由はサイズと重量です(当たり前ですが・・・)
大きな焚火台は持ち運びも大変ですし、使わない時の収納スペースもバカになりません。
4年間で色々な焚火台(10台以上)を試してきましたが、実際にソロキャンプで使いやすいのはコンパクトに収納できる軽量な焚火台だと気づきました。
別の記事で焚火台に付いて詳しくまとめていますので、良ければ参考にして下さい。

・初めから荷物はコンパクトにする
・キャリーカートが不要なキャンプ場を選ぶ
・無駄に大きなテーブルは買わない
・焚火台は軽量コンパクトをチョイス
車とキャンプサイトを何往復もするような大量のキャンプ道具は必要ありません。多くても2回程度で持ち運べるキャプ道具にしましょう。どうしても荷物が多くなってしまうなら、車を横付けできるキャンプ場を選ぶと良いと思います。「ピーヤチャンネル」を参考にすると、どんなサイトなのか事前にわかるので便利ですよ!

失敗談その③(テントやタープの設営方法)

キャンプで一番時間がかかるのが、テントとタープの設営です。
筆者もタープをなかなか組み立てられず、真夏の暑い時期に1時間以上格闘した経験があります。
特に初めて設営するテントやタープは慣れていないので、想像以上に時間がかかるものです。
では、どのように事前の準備をしたら良いかと言うと、同じテントやタープを設営している動画を見ておく事です。
全ての手順を覚える必要はありませんが、大まかな流れは覚えた方が良いでしょう。
また、テントによっては自宅で準備をしておいた方が良い事もあるので、注意点はチェックしておきましょう。
(筆者は煙突穴が空いていないのに気付かず、キャンプ場で作業をして1時間かかりました)
簡単に設営できるテントやタープもあるので、参考までに下記にリンクを貼っておきます。

■ニンジャタープ
名前の通り変幻自在のタープで、本体にパラコードを接続するフックが付いているので設営と撤収が楽です。
タープ本体の生地は軽量なシルナイロンを使っており、重量も500gと持ち運びにも便利!

■YOKA Tipiテント
ソロキャンプで使うには丁度良い大きさで薪ストーブ用の煙突穴も初めから付いているので4シーズン使えます。初心者でも簡単に設営出来るワンポールテントなので、初めて使うテントには良いと思います。

失敗談その④(エアーマットがパンク)

2022年の秋に自転車でキャンプに行った時の話です。
自転車キャンプでは、大きな荷物を持っていく事が出来ないので軽量なエアーマットにしたのですが、いざ設営をしてみると空気が漏れているじゃありませんか!
自転車で来ているので予備のマットもありませんし、修理キットも忘れてきました(絶望感)
どうする事も出来ないので、覚悟を決めて地面で寝たのですが、背中が痛くて寝れませんでした。
まだ、秋で良かったのですが、これが冬だったらと思うと怖いですよね!
この経験から学んだ事は2つです。

①エアーの抜けがないか事前に確認しておく
②最悪を想定して修理キットや予備のマットを準備しておく
サーマレスト修理キット(リンク)
サーマレストの修理キットは貼った直後に90%、1時間後には100%の接着力を発揮します。
(自宅で修理しましたがその後は問題ないく使えています)
修理キットでも直せない場合もあるので、予備のマットもあった方が良いですね。
おすすめのマット

■ニーモスイッチバック
サーマレストも良いですが、寝心地で選ぶならニーモのスイッチバックがおすすめです。ショートサイズならコンパクトに持ち運ぶ事が出来るので、予備のマットとして使う事も出来ます

失敗談⑤(コンビニしかない)

いまだに良くやる失敗が食材の買い出しについてです。
キャンプ場の多くは市内から離れた場所にあるため、近くにスーパーが無い事もあります。
また、スーパーだと思って立ち寄った場所が小さな商店だったり、道の駅に行ったらほとんど食材がないなんて事もあるので、どこで食材を買えるのはかは調べておいた方が良いでしょう。
キャンプの前日に買い物を済ませておくと、当日は無駄な時間を使わなく良いので事前に準備できるものはなるべくしておいた方が良いですね!

筆者の失敗談は以下
・キャンプ場の近くにスーパーがなくコンビニで食材を購入
・スーパーだと思って行ったお店が小さな商店
・キャンプ場の近くにスーパーがなく、市内まで戻って購入
・閉店していたり小さな商店だったりで、なかなかお店が見つからない

まとめ

筆者の失敗談から快適にキャンプをするヒントをお伝え致しましたが、いかがだったでしょうか?
どれも事前の準備が出来ていれば失敗せずに済んだものばかりなので、参考にして頂ければ幸いです。

■まとめ
・キャンプ場は事前のリサーチが大事
・キャンプ道具は大きさも重要
・テントやタープの設営方法は事前に予習
・道具が壊れていないか事前にチェック(予備も準備しておくと安心)
・スーパーの場所は事前にチェック(出来れば前日までに準備)

YouTube動画

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