今回はソロキャンプ用のテントについて紹介していきます。
テントの形状やサイズ、性能面からキャンプスタイルに適したテントを15個選んでみました。
これからキャンプを始めたい方やテントの買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。
・初心者におすすめのテント
・タイプ別のテントと特徴
・キャンプサイトのコーディネート
・お得にテントを買う方法
■関連リンク
【初心者必見】定番のキャンプ道具_おすすめランキング_テント編(2万円以下)
テント選びのポイント
■テントの種類
テントの種類は大きく分けて2種類あります。
・4シーズン用のテント
スノースカート(フライシートと地面の隙間から冷気や雪の侵入を防ぐ)がついている事と、インナーテントの素材がメッシュではない事です。この形状によりテントの防風性と保温性を保つ事ができるのが特徴です。
■テントの形状
テントの形状は大きく分けて4種類あります。
①ドーム型テント
ベーシックな作りで種類も多く構造がシンプルなため初心者向きのテントです。
Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像
②ツールームテント
リビングと寝室部分が2つに分かれているテントです。リビング部分はタープの役割としても使えるため、テント+タープの必要がなく、比較的設営の手間がかからないテントです。
Oberholster VenitaによるPixabayからの画像
④ロッジ型テント
居住性の高い形状(ロッジ型)のテントです。比較的大型のテントが多いため複数人で利用するのに向いています。
OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像
■テントの色(意外と重要)
キャンプ道具を一式そろえてから思った事ですが、キャンプ道具の色合いがバラバラで統一感がないと、ちょっとダサく見えてしまうという事。
後からキャンプ道具を買い替えることにもなりかねないので、購入する前にどんなキャンプスタイルにしたいのか考えてから購入しましょう。
◇◇◇おすすめのカラー◇◇◇
①カーキ
テント以外のキャンプ道具にも多く取り入れられていて、トータルコーディネートとして統一感を持たせやすいカラーです。迷彩とも組み合わせ易いので軍もの好きにはおすすめのカラー。
②ベージュ
全体的にやさしい色合いにしたいのであれば、ベージュがおすすめです。ブラウンとの相性も良いので、アースカラーで統一したい方はこちらを選ぶと良いでしょう。
③モノトーン
白は汚れやすいという欠点がありますが、その他の色と合わせやすいのと、何よりキャンプサイトで目立つので汚れは気にしないという方であればおすすめです。
最近はオールブラックで統一する男前なスタイルも人気です!
キャンプスタイルに合わせたテント選び
①オートキャンプ
・車でキャンプ場内へ乗り入れることができるため、テントの大きさや重量に制限が必要ありません。
荷物も多くなりがちなので、2~3名用のテント(テントの形状はどれでもOK)がおすすめです。
②ツーリングキャンプ
・バイクにテントを積み込むことができるため、ある程度重量があるテントでも持ち運べます。バイクに積むことができれば2~3人用のテントでもOKです。バイクを収納することができる形状のテントもおすすめです。
③バックパックスタイル
・バックパックにすべてのキャンプ道具を入れて持ち運ぶ必要があるため、軽量でコンパクトなデザイン(ドーム型、軽量なワンポール型)の1~2名用のテントがおすすめです。
ドーム型のおすすめテント5選
①FIELD CAMP DOME200
・筆者も使っている3シーズン用のテント。室内の広さが200×200cmあるのでソロキャンプであればかなり広々と使えます。選んだ理由は何と言ってもコスパが良いこと。値段の割にしっかりとした作りで、組み立ても簡単なため初心者におすすめです。
②Naturehike(cloudup2)
こちらは「高品質で軽量なアウトドア用品」をコンセプトに2010年に設立した中国のアウトドアブランド。価格の割に品質が高く軽量なのが特徴。サイズが小さいため軽量化したい方にはおすすめです。
③コールマン(ツーリングドームST)
こちらは老舗メーカーのコールマンが手掛けるテントで、有名な芸人キャンパーも愛用していたことがあるテントです。前室が広くとられているため、かさばる荷物を寝室に置く必要がなく室内を広々使えるのが特徴です。
④バンドック(ソロドーム 1 BDK-08)
こちらは新潟に本社がある日本のブランドで、低価格で品質の高い商品を展開しています。インナーはフルメッシュで夏場は涼しく、耐水性も3,000mlあるため雨にも強い作りになっています。
⑤GEERTOP(フォーシーズンテント)
こちらはアメリカでデザインを行っている中国のメーカー。有名メーカーに比べて価格が抑えられており、品質も悪くないため初期費用を抑えたい方にはおすすめです。
ワンポール型のおすすめテント5選
①テンマクデザイン(サーカスTC DX)
こちらはTC(テクニカルコットン)を使ったテントで特徴としてはポリエステル素材より火に強く結露しにくいといった点です。そのため、冬場のキャンプでもテント内に薪ストーブを入れて使う事が可能なためオールシーズンキャンプをしたい方にはおすすめです。
※筆者も冬キャンプ用にサーカスTCを購入しましたが、広々していているので石油ストーブを入れて使っても余裕があります。品質が高い割に他のテントと比べて値段が手ごろなので、ワンポールテントの購入を検討している方にはおすすめです。
②テンマクデザイン(パンダTC)
こちらもTC(テクニカルコットン)素材のテントです。サーカスTCとの違いは大きさで、重量も約半分(約5~6kg)に抑えられているため、TC素材でも軽量化をしたい方にはおすすめです。
③DOD(ディーオーディー) ワンポールテントS 3人用
インナーサイズ:(約)W270×D230×H170cm、重量:(約)3.1kgと持ち運べるサイズ感のワンポールテント。価格も上の2つに比べて抑えられているため、ワンポールテントの導入を考えている方は検討の余地ありと思います。
④BUNDOK(バンドック) ソロ ティピー 1 BDK-75 【1人用】
ダークグリーンは男前な色合いで軍物好きの方にはおすすめ。2.2kgと軽量な割に前室も広くメッシュのインナーがついているため、虫の侵入なども防げて便利です。
⑤OneTigris BlackOrca ワンポールテント
こちらは中華製のワンポールテント。特徴としてはこの価格で薪ストーブ用の穴がついている点です。ソロ用で室内はそれほど広くはないので、小さめの薪ストーブであれば設置可能と思います。
ツールーム型のおすすめテント5選
①Naturehike(Hiby3)
こちらはネイチャーハイクのツールームテント。前室が広めにとられているため、雨の日のキャンプでもガスバーナーであれば前室で調理ができます。寝室も広々使えるので、ゆとりを持ったキャンプにおすすめです。
②DODライダーズバイクインテント
前室部分が広くテーブルやイスを並べても余裕があるサイズ感です。ワンタッチで立ち上げられる仕様になっているため、テントの設営も楽に行えます。前室部分はフルクローズにすることができるため閉めればでプライバシーも守れます。
※筆者も購入して使っていますが、設営が簡単で非常に重宝しています。
③ステイシーST-Ⅱ
日本のキャンプ用品メーカー(キャンパルジャパン)が手掛ける高品質のテントです。某キャンプ芸人も使っており値段は少し高いですが、一度使うと顧客を離さない魅力があります。
④ホールアース(アーストリッパー)
前室部分がとても広く、高さも145cmあるためイスやテーブルを入れても窮屈に感じることがありません。重量は5.45kgとソロキャンプとしては重い部類に入りますが、タープを必要としないためトータルで考えると使いやすいテントだと思います。
⑤オガワロッジドーム(ヴィガス)
重量9.0kgと重いですが、その分広さがあり前室の高さも192cmと立っても頭がつかないほどです。特徴としては前室とサイドの出入り口をメッシュにすることができるため、風通しがよく夏場でも涼しく使えます。また、スノースカートがついているため、フォーシーズン利用することが可能です。
お得にテントを購入する方法
インターネットでテントを購入する場合、人気のテントだと値段の変動も激しく、購入するタイミングを間違えると割高になってしまう事もあります。
お得にテントを購入した方向けに、Amazon限定ですが裏技的なテクニックをご紹介します。
(テント以外のほかの商品も対象です)
まず、Amazonで購入する場合、販売時期によってはセールで安くなっていることがあります。
ただ、いつセールになるのかわからないですし、今表示されている価格が高いのか安いのかもわかりません。
そんなときに便利なツールが、欲しい商品の価格を追跡できる「Keepa – Amazon Price Tracker」という拡張機能です。
希望の金額になったらメールでリマインドを受け取れたり、価格の変遷をグラフでわかりやすく参照できたりします。
導入方法は簡単で、下記のリンクからChromeウェブストアに行き、Keepa.comを追加して下さい。
導入はこれだけで完了です。
参考:Amazon Price Tracker – Keepa.com
もっと詳しくKeepaについて知りたい方は以下のページがわかりやすくて参考になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
色々なタイプのテントを紹介してみましたが、始めてテントを買う方であれば、やはり価格が気になるところだと思います。
長く使うつもりであればある程度高価なテントを選ぶのもありだと思いますが、キャンプスタイルは経験とともに変わっていくものなので、初めは1万円台かそれ以下の安いテントを使ってみて、長く続ける趣味だと思ったらその時のキャンプスタイルに合わせて買い替えるのもありだと思います。
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