YOKA新作の焚火台_クッキングファイヤーピットライト_焚火にもキャンプ料理にも最適_デザインと実用性を兼ねた焚火台_cooking fire pit light

YOKAから最新の焚火台(クッキングファイヤーピットライト)が発売されたので、早速使って見ました。


一言で言ってこの焚火台は凄いですね!


何が凄いかというと、デザイン性の高さもさることながら、実用性も兼ね備えた焚火台なので、

焚火や料理など色々な使い方ができるところ。


YOKAのYouTubeチャンネルでは、開発状況や試行錯誤して作られている様子を見ることができ、

本当に色々と考えて作られた焚火台だということがわかります。


筆者もレビュー動画をYouTubeで上げているので、YOKAのチャンネルと合わせてご視聴いただけると、

よりこの焚火台の素晴らしさが伝わると思います。

焚火台の付属品

焚火台の付属品は画像に上記に写っている専用ケースに入っています。


こちらのケースは焚火台の収納袋としても使えますが、焚火の熱から地面を守る焚火シートにもなります。


一つで二役使える点に付いても良く考えられた焚火台だと感じますね。

■焚火台のスペック
サイズ:組立時:幅400x奥行き230x高さ295mm / 収納時:幅510x奥行き280mm×厚さ20mm
素材:ステンレス(本体)
重量:本体:約1kg/グリル2枚:約500g
耐荷重:グリル1枚につき約5kg
付属品:収納袋兼、焚き火シート(グラスファイバー+シリコン素材)

焚火台のパーツはこの収納袋に収まるように作られています。
こちらの収納袋は、焚火台の下に敷く耐熱シートにもなります。

こちらは焚火台の両サイドを固定するパーツです。
上部にはYOKAのロゴが入った持ち手がついています。

こちらは2分割されている五徳です。
2つ組み合わせるとYOKAのロゴになります。

こちらは薪を置くメッシュ部分を固定するためのパーツです。

こちらは、焚火台を安定させるために焚火台の下部に設置するパーツです。

こちらは焚火の薪を置くようのメッシュです。

簡単な作りなので自作もできるようですが、YOKAから交換用のメッシュも販売されるようです。

焚火台の組み立て方法

焚火台を組み立てると上記の画像のような形になります。

説明書などがなくても組み立てられるほど簡単な作りなので、組み立てと撤収に時間がかかりません。

また、見た目は華奢(きゃしゃ)な焚火台ですが、骨組みがしっかりと噛み合って固定されるため、見た目以上にしっかりとした焚火台になります。

組み立てるとグラつきなどもほとんどありませんね!

まず最初にメッシュ部分を固定するパーツを入れていきます。
(引っ掛ける切り込みが下に来るように入れます)

※メッシュの針金が切りっぱなしになっているので、怪我をしないように注意した方が良いです。

焚火台のサイドに当たるパーツにメッシュ部分を固定していきます。

片方を組み立てたら写真のような形で組み立てるとやりやすいです。

最後に焚火台の下に細いプレート状のパーツを引っ掛けて完成です。ここを固定すると焚火台が安定してぐらつかなくなります。

焚火台を組み立てるとこのような感じになります。

焚火台の大きさを比較(ピコグリル398)

数字だけのスペックだけだとサイズ感のイメージが付きにくいと思うので、似たような形状の焚火台と大きさを比較して見ました。


今回比較に使った焚火台はキャンプ芸人のヒロシさんも愛用しているピコグリル398です。


この焚火台は筆者の好きな焚火台の一つなので詳しくは記事で紹介します。

【初心者必見】定番のキャンプ道具_おすすめ10選_焚火台編

横幅はピコグリルとほぼ変わらないサイズです。
(横幅:YOKA:40
cm ピコグリル:38.5cm)

上から見た比較はこんな感じ
YOKAの方が大きく見えますね!

焚火台の高さはかなり違いがあるように見えます。
(YOKA:29.5cm ピコグリル:24.5cm)

YOKA(焚火台)の良いところ

Niek VerlaanによるPixabayからの画像

クッキングファイヤーピットライトを使ってみて良いなと思った所を3点紹介します。

①薪をそのまま入れられるサイズ感
焚火台の横幅は約40cmなので、市販の薪であればそのまま入れることができます。
40cmくらいの薪であれば、ある程度重ねても使えそうです。

写真手前の薪が40cm程度の普通の薪。
写真奥の薪(2つ)は長め(45cm)なので、少し焚火台からはみ出ますが、焚火自体にはそれほど影響はないサイズ。

②オーブン料理ができる
この機能は他の焚き火台ではあまり見たことがないですね!
メッシュの火床と五徳までの高さがあまりないので、大きいダッチオーブンなどは入りませんが、鉄製のフライパンや、蓋のついたスキレットなどであれば、オーブン料理も楽しめそうです。

メッシュの目が細かいので、あまり灰は落ちてこないと思います。

③五徳のデザインが秀逸
五徳がセパレートになるので、上段と下段で火床までの距離を変えて調理をする事ができます。
使い易さを考えたデザインと、実用性を兼ね備えた焚火台。

火床からの距離を変えられるので、火から近いところで鉄板料理、遠いところで鍋料理など使い分けができます。また、同時にいくつものクッカーを使えるのもグッドポイント!

五徳の隙間が狭くデザインされているので、スノーピーク(300mlマグカップ)くらいであれば、ズレたり、落ちたりする事はありません。

実際に使って見た感想

実際に焚き火をしてみて分かった事ですが、良い意味で燃焼効率がそれほど高くない焚火台だと感じました。

恐らくメッシュの目の細かさが影響していると思うのですが、薪が燃える速度が緩やかなので、長い時間焚き火を楽しむ事ができると思います。

燃焼効率が高すぎると、熾火(おきび)にならずに薪が燃え尽きてしまうので、火の管理が大変になります。

逆に燃焼効率が低すぎると薪が燃え切らないなどのデメリットもありますが、YOKAの焚火台は丁度良い燃焼効率だと思います。
(メッシュ部分を自作することができるので、目を粗くして燃焼効率を上げることもできます)

また、焚火シートの耐久性も問題なく、燃えた薪が落ちてそのまま放置するなど、よほどおかしな使い方をしない限り穴が開くなどの心配もありません(耐熱シートはグラスファイバー+シリコン製)

焚火台のデザインや五徳の作りなど、使い手の事を良く考えられた焚火台なので、個人的な評価としては非常に満足できる焚火台だと思います。

YouTube

【キャンプ道具】YOKA新作の焚火台をレビュー_クッキングファイヤーピット・ライト

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